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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2007年01月06日

高校選手権準決勝 作陽×神村学園@国立

foot!
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激しい雨に見舞われた今日の東京地方。国立競技場も例外ではなく、ようやくここまで辿り着いた4校にとっては残念なピッチコンディションでの試合を余儀なくされます。そんな中で迎えた第1試合は、初めての国立となる岡山・作陽と初出場で快進撃を続ける鹿児島・神村学園の激突。フレッシュな顔合わせとなりました。序盤は神村学園が右サイドからの攻撃でペースを掴みます。3分には西別府正成(2年)の右クロスに遠藤省太(3年)が合わせますが、惜しくもサイドネット。その後も永畑祐樹(2年)が2回のチャンスを作り出すものの、今大会初スタメンの木村俊喜(2年)が2度とも決め切れず。22分にもCKに塗木竜也(3年)がヘディングで合わせましたが、ゴールを割れません。対する作陽は、この天候、このピッチコンディションにも関わらずキッチリ繋ぐスタイルを貫徹。24分には立川雄大(3年)のFKに中で宮澤龍二(3年)が合わせます。神村GK矢野貴大(3年)もよく反応して一度は弾きましたが、こぼれをキャプテン石崎晋也(3年)が押し込み、先制しました。神村学園は、流れの中からの攻撃にはボールを回されながらも粘り強く対処していましたが、セットプレーから一瞬のスキを突かれた格好となりました。後半はスタートから、作陽が現在得点王の小室俊之(3年)、神村が途中出場で2戦連発のスーパーサブ五領淳樹(2年)と共に切り札を投入し、勝負を賭けてきます。54分にはその小室が右サイドを突破。折り返しは、宮澤が合わせ損ねますが早速チャンスを創出。その後も快速を生かして、神村DF陣に脅威を与え続けます。一方の神村も51分に中村駿(2年)、58分に村田銀次(3年)とFWを2人送り込み、早くも交替枠を使い切る積極的な采配。59分には五領が鋭いミドルを放ちますが、不運にも味方に当たってしまいました。60分に作陽はエース村井匠(3年)もピッチに入り、存在感を放ちます。交替選手たちのアグレッシブなプレーで、決定機こそ多くないものの白熱した展開になったゲームは、残り10分で神村が攻め、作陽がカウンターというはっきりした構図に。73分は神村、永畑から五領につなぎクロス、遠藤にはわずかに合わず。75分には作陽の小室がGKまでかわしてシュートを放つと、塗木が懸命にブロック。キャプテン自ら諦めない姿勢を見せ、チームを鼓舞します。その後も神村は最後まで攻める姿勢を見せ続けますが1点届かず、決勝進出は次回以降に持ち越しとなりました。さて、とうとうファイナリストとなった作陽ですが、志向しているサッカーとそのピッチでの表現力は大会でも屈指の質の高さでしょう。万全な状態での国立は、彼らにとってアドバンテージとなるはず。頂点まではあと1つです。しかし寒かったっす。画伯と一緒にSブロック席で見てたのですが、あまりの風雨に私の右半身とオシリはビショ濡れ。座ってられなくなって立ってましたが、それでも寒い… カップラーメン2個食べましたよ。 AD土屋




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