今や都内のユース年代では屈指のタレント集団である、FC東京Uー18と成立が練習試合をすると聞いて東京ガスの深川グラウンドに来てみました。FC東京Uー18の監督は、前トップ監督の倉又さん、そして成立の総監督は言わずと知れた宮内さんという指導者対決としても興味深いところ。この年代の練習試合らしく、いわゆるA戦B戦と2試合あったんですが、この年代の練習試合らしくなく共に45分ハーフで行うあたりが意識の高さを窺わせます。A戦は前半にFC東京が先制、後半は共に1点ずつ取り合いましたが、結局その後3点を追加したFC東京が5ー1で勝ちました。ただ、ややフィジカルで劣りながらも、局面を打開するダイレクトのショートパスは成立にも見るべきモノがありましたよ。FC東京は前線に体が強くスピードもある選手がいて、今日も何点か取ってましたが、宮内さん曰く「このクラスの相手にはあのディフェンスじゃあやられちゃうことを勉強してくれればいいんです」とのこと。今日の課題がどのように生かされていくのか今後もチョコチョコ顔を出したいと思ってます。一方のFC東京も倉又さんに聞けば年明けまだ練習始めて1週間だとか。年末の高円宮杯Uー15で活躍した深川とむさしの有力選手も昇格するらしく、今年もユース界を引っ張る存在になりそうですね。ちなみにB戦はアグレッシブな点の取り合いの末、5ー5でドロー。スペクタクル度でいったら今年見た中では屈指の好ゲームでしたよ☆　　　AD土屋