国立での2試合観戦。天皇杯準決勝、鹿島アントラーズvs浦和レッズ戦については、多くの方がリポートしていると思われるので、その前に行われた、高円宮杯・全日本ユース(Uー15)決勝、ガンバ大阪ジュニアユースｖｓFC東京Uー15むさし戦について少しリポートを。 前説。・1次ラウンド第2戦で既に一度対戦しており、今大会2度目の顔合わせ。・1次ラウンドの時は、3−6でガンバ大阪Jrユースが勝利。・ガンバ大阪Jrユースは準決勝でFC東京Uー15深川を1−4で下しての決勝進出。・決勝までの6試合の両チームの得失点は、ガンバ大阪Jrユース／得点30失点8、FC東京Uー15むさし／得点21失点10 ・決勝戦前までの得点ランキングは、①原口拓人(2年・10点)、②宇佐美貴史(2年・9点)…ガンバ大阪Jrユースの2トップ 　③重松健太郎(3年・6点)、④山口潤(3年・5点)…FC東京Uー15むさしの2トップ ・FC東京Uー15むさしは、MFの松本和茂選手が出場停止。これにより決勝戦では、キャプテンの重松選手が中盤に下がりトップに鎌田竣也選手が入った。 結果。2ー1、延長戦の末、ガンバ大阪Jrユースが優勝。 で、感想。ガンバ大阪Jrユースは、この日決勝点を挙げた中学2年生のFW宇佐美貴史選手が目立っていました。ゴール前での体の入れ方やかわし方、ドリブルのセンス、なかなか良いもの持ってます。一方、FC東京Uー15むさしの方は、ボランチの年森勝哉選手が良かったです。もちろん、この日得点を挙げたと言うこともありますが彼の場合は、状況判断、ボール奪取の仕方など、攻守両面でバランスの取れた選手と見ました。宇佐美選手と年森選手のマッチアップも何度かあり、興味深く観察していました。但し、あえて言わせてもらえば、目立つと言ってもそれはあくまでも年齢制限のある今の時期だからの事。まだまだ若いので、今後どのポジションでやっていくのかを含め、その成長を静かに見守りたいと思います。FC東京Uー15応援団と鹿島サポーターのエールの交換も良かったです。良いもの見させていただきました。 太一