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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2006年12月09日

J1J2入れ替え戦第2戦 福岡×神戸@博多の森

foot!
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個人的に博多の森を訪れたのは2回目。前回は2年前、やはり入れ替え戦で福岡対柏の一戦でした。当時J1の力を見せ付けた柏は今年J2を戦い、最終節で昇格。J2からの刺客だった福岡はJ1残留に全てを賭け、J1で戦っていた神戸がJ2からのチャレンジャーとして最後の一戦を迎える。確かな時の移ろいを感じながら、試合開始のホイッスルを聞きました。神戸は3トップの一角が予想されていた三浦を「第1戦の茂木、パクは機能していて替える要素がなかったのと相手も予想してなかっただろうから」(神戸・松田監督)トップ下で起用。やや変化をつけた布陣でスタート。対する福岡は第1戦と全く同じスタメンで臨みます。最初の15分間は第1戦とは異なりアグレッシブな撃ち合いの様相を呈しますが、「15分までは繋ごうという意識があったが、途中からパワープレーになりだした」と川勝監督も認めた通り、まず福岡がまるでボール回しを放棄するかのように前への放り込みを多用し始め、それに神戸も呼応する形でゲームは変容していきます。23分布部、37分ホベルトとチャンスも作りながらゴールへの予感は乏しいまま。神戸も三浦が前半だけで4度FKのチャンスを掴みながらも精度を欠き、唯一枠を捕えた44分のキックも久藤気迫の顔面ブロックに防がれ、膠着状態のままとうとう135分が終了しました。後半はまず50分に古賀のミドルが左ポストを直撃、52分飯尾、54分布部がチャンスをつかみ福岡がリズムを手繰り寄せます。しかし60分、三浦のクロスが中央でこぼれ、最後は近藤がねじこみアウェイ神戸が先制。場内が重い静寂で包まれました。この時点で延長戦の可能性は消滅。2点を奪うためには攻めるしかない福岡は田中と城後を投入して勝負に出ます。66分には古賀がフリーでボール受けるもシュートまで行けず、70分にはループシュートが神戸ゴールへと吸い込まれますがオフサイドの判定。圧倒的な福岡の攻勢。しかし、神戸DFはラインを下げすぎることなくひたすら耐え凌ぎます。78分、個人的には残り10分強、もう川島かバロンを入れてパワープレーに転じるかと思いましたが川勝監督は吉村を下げて藪田を投入。すると84分、古賀のCKがニアでフリックオンされ、これに布部がダイビングヘッド。1ー1でこの試合は振り出しに。しかしルール上、まだ福岡はビハインドを負っています。そして89分、記者席から詳細は見えなかったのですが、両チーム体を投げ出した神戸ゴール前の攻防からボールはゴールへ。ラインを越え、福岡劇的な逆転弾かと思いきや、ゴールは認められずそのままプレーオン。必死に神戸が掻き出すものの、場内は騒然とします。ロスタイムには水谷も上がり、最後のチャンスに賭けますがスコアは動かず。結局1ー1、アウェイゴールで神戸が1年でのJ1復帰を決めました。福岡は「結果的には悪いチョイスになったと思う」(川勝監督)1ー0で勝つというプランが悔やまれます。結果論ですが、終盤で見せた怒濤の攻撃を序盤から見せていれば、結果が逆になっていた可能性は十分あったと思います。そういう意味では神戸の、絶対に1年でJ1に帰るという気迫が上回ったのかなと。試合後の会見で、今年5月まで福岡を率いていた松田監督は「神戸が勝つことに全力を注いだ。しかし3年半一緒にやってきた(福岡の)選手を破らなくてはいけないことに、瞬間瞬間でつらい気持ちになることは正直あった。」と苦しい胸の内を吐露していました。1年のJリーグを締め括るJ1J2入れ替え戦。結果、2年連続でJ2で3位のチームがJ1で16位のチームを撃破し、昇格という歓喜を享受する形となりました。   AD土屋




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