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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
かなり私事ですが今年は自分自身、勝手に“サッカーパワー年間”と題して
とにかく余暇はサッカーの試合を見ることに費やしてきました。
結果、現場、TV観戦合わせて600試合弱の
サッカーシャワーを浴びることができたのであります。
どうも年末になると、こういう総括モノが多くなってしまいますが
これだけはやっておきたい!国内・国外、各カテゴリー一切関係なし!
今年のMYベストゲームを今回はやらせて下さい!
勝手にランキング形式、勝手にベスト5を厳選いたしました。
それではまず第5位は…
1月9日 TV観戦
第84回全国高校サッカー選手権大会 決勝 野洲×鹿児島実業
大会前から一度見ておいた方がいいという各方面からの情報で注目していた野洲高校でしたが、1人1人の選手がボールを持つ時間の長さ、ダイレクトパスの連続、まあ高校年代では見たことのないスタイルに驚愕しました。特に決勝で見せた田中雄大のサイドチェンジ、乾貴士のヒール、平原研のスルーパス、中川真吾のピンポイントクロスを、国立連発となる瀧川陽が押し込んだゴールはあまりに“野洲”が凝縮されていて、TV見ながら鳥肌が立ちましたねえ。ただ忘れられがちですが、あのスーパーゴールは終盤の79分に鹿児島実業が執念の同点ゴールを決めたから生まれたんです。2年連続のファイナリストという最強のライバルがいたからこそ、決勝という舞台で野洲も光り輝いたんですよね。
続いて第4位は…
4月25日 TV観戦
05/06 UEFAチャンピオンスリーグ準決勝2ndLeg ビジャレアル×アーセナル
試合内容自体は、正直サッパリでしたよね。アーセナル全然攻めないし。このシーズンだったら、ロナウジーニョがテリーを吹っ飛ばしたバルサ×チェルシーとかヴィーゼがやっちゃったユーベ×ブレーメンの方が内容は面白かったです。でも、この直前に亘さんのアミーゴ企画で訪れていたイエローサブマリン軍団。アルアバレーナの人となりに触れ、リケルメに人生で最も大切なモノを学び、無駄に画面に入ってきたがるフィゲロアや、あまりに濃すぎるソリンに圧倒され、本当に親近感が沸いていたプロヴィンチャだっただけに応援してました。うさんくさくホセ・マリが倒されてもらったPK。あの悲劇の直後に見せたリケルメの顔が、今でも薄れることなく私の頭の片隅にはっきりと残っています。
第3位は…
10月21日 埼玉スタジアム2002にて観戦
2006Jリーグディビジョン1 第28節 浦和×川崎
25節でとうとうG大阪を捉え、首位へ。堅固な守備と圧倒的なワシントンの能力、死角の見当たらない浦和が6連勝中で迎えるホームゲーム。一方23節から3戦勝ちなし。もはや首位戦線から完全に脱落したと思われていた川崎が、守備意識を徹底し連勝して臨んだアウェイゲーム。19分、ワシントンが圧倒的な能力を見せつけ先制点をぶち込めば、35分にはジュニーニョがPKを沈めてタイスコアに。50分、森が対面の三都主をパーフェクトに抜き去り送ったクロスに中村。2分後、山田のこちらもパーフェクトなスルーパスにポンテ。両者の意地と意地が高次元でぶつかり合い、90分まったく絶えることなくスリルを味わわせてくれた、私個人の今季J1リーグベストゲームです。
続いて第2位は…
7月1日 TV観戦
2006 FIFAワールドカップ 準々決勝 ブラジル×フランス
鉄板だと思ってました。誰に聞かれても、ブラジル優勝だって言ってました。だって優勝しない理由がなかったですから。初戦はそりゃクロアチアに苦しんだし、オーストラリア戦もサッパリでしたが、我らが日本代表が大いなる痛みを伴いながらロナウド含めすっかり再生させてあげたんです。ガーナ戦では、ロナウドがGKとの1対1のお手本のようなゴールを挙げ、サッカーの教科書があれば間違いなく記述してある通りのカウンターから2ゴール。準々決勝の相手は、ヨレヨレのレ・ブルー。スペインに勝ったとはいえ、アレはフランスにできる最高のゲーム。そんなのが2試合も続くわけないと思ってたのに… 今さらですがジダンって本当に凄かったんですねえ。この試合でのパフォーマンスは勿論ですが、アドリアーノではなくジュニーニョをスタメンとして選択したパヘイラが、フランスの10番を強烈に意識していたのは間違いないでしょう。この試合で私のベスト4予想チームは全て姿を消したのでした…
そして栄えある(?)第1位は…
10月28日 日立柏サッカー場にて観戦
2006Jリーグディビジョン2 第47節 柏×横浜FC
すみません。どうしても今年のNo,1はこの試合です。
まあ相当な試合数を現場で見てきたんですけど、手が震えて取材ノートに字が書けなくなったのはこの試合以外に1試合としてありません。まあもはや何度目の個人的な話だって感じですが、柏は私の応援するクラブ。そして横浜FCは昔からお世話になっている高木さんが監督を務めるクラブ。この2チームの対戦は、いつも複雑な気持ちで見てきました。その対戦も今年ラストの4度目。両者の勝ち点差は4。この試合の結果次第では横浜FCが大きく昇格に近づくというシチュエーションで迎えた一戦。やや横浜FCペースの中、27分には今年の柏の象徴、岡山が先制ゴール。横浜FCも43分にはアウグストが同点ゴールを決めますが、柏も67分にディエゴのPK、そして70分には再びディエゴのダイビングヘッドで2点差に。ハマナチオが今季43戦目にして初めて喫した3失点。誰もが勝負あったと思ったはずです。しかし、これはあくまで衝撃のラストへの伏線に過ぎませんでした。80分、平山に替わり近藤が送り込まれたことが導線への着火点に。82分、アレモン。84分、アレモン。凍りつく日立台。狂喜する横浜FCベンチ、そしてゴール裏。その時の光景を、私は覚えていますが覚えていません。そうとしか表現できないくらいの衝撃を、この1試合からは受けたんです。いやあ、本当に凄かった。ちょっとこれを上回る試合は当分出てきそうにありません。
ここまで長文にお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。
ちなみにギリギリまで迷ったのはW杯のアルゼンチン×メキシコと
FAカップ決勝のリバプール×ウエストハム、
U-17のアジア決勝・日本×北朝鮮、静岡決勝・静学×藤枝東でした。
さて、もう今年もいよいよあと6日を残すのみとなりました。
皆さんは2006年のベストゲームというとどんな試合を思い浮かべますか?
年末ではありますが、是非ふるってコメントいただければと思います。
写真はおそらく今年のワーストゲーム、クラブW杯・クラブアメリカ×全北現代@国立
AD土屋
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