両チームのスタイル、システム、現状などから見ても好ゲームが期待されましたが、「後半の残り10分は引き分けに持ち込むチャンスがあったが、90分間ではウチの持っているものが出せず、今までのようなゲームを見せることが出来なかった。」とシャムスカ監督が言うような大分の出来に川崎が付き合うような展開になってしまいました。この日はジュニーニョ、高松と攻撃の絶対的なキーマンを共に欠いたゲームだったんですが、より不在が色濃く反映されたのは後者で、ラファエルにボールが収まらないため、いつものダイナミックな中盤からの飛び出しにブレーキがかかり、カウンターを浴びる悪循環。ただ、川崎も攻撃はやや停滞気味で、決定機も少なかったです。なお「試合までの準備はうまくいっていたが、実際にやってみると何をやってもうまくいかない。サッカーではこういう試合が起こることがある。」とシャムスカ監督は総括してました。そういえば久々に、仲良くしていただいているNHK解説委員の山本浩さんとバッタリ。今日開幕したバスケのbjリーグ会場から直行されたとのこと。大御所なのに超精力的です。W杯の裏話もお聞きしたので、それはまた今度。　　AD土屋