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サッカー フットサル コラム 2022年7月26日

優勝が懸かった最終韓国戦 中国戦の反省を含めて選手同士のコミュニケーションが重要

後藤健生コラム by 後藤 健生
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脇坂泰斗

脇坂泰斗

EAFF E-1選手権の2戦目で中国代表と対戦した日本代表はボールを握り続け、前後半合計で20本のシュートを放ったもののゴールは遠く、結果はスコアレスドローとなってしまった。これで1勝1分となった日本は、この大会で優勝するためには2戦2勝の韓国との最終戦で勝利するしかなくなった。

ただ、結果は引き分けに終わったものの、中国戦のパフォーマンスは6対0で勝利した香港との初戦の時よりも良かったことは間違いない。簡単なパスミスが少なくなり、スピードのあるパスがつながって日本は中国を圧倒することができた。守っても、攻撃から守備への切り替えが早く、中国に反撃の機会をほとんど与えなかった。

海外組が招集できない東アジア・サッカー連盟(EAFF)主催のこの大会。国内組でも大迫勇也(ヴィッセル神戸)や長友佑都(FC東京)などワールドカップ経験者は招集が見送られたため、招集されたのは代表経験の少ない選手ばかり。カタール・ワールドカップに向けた最終予選で試合に出て活躍した選手といえば、DFの佐々木翔や谷口彰悟、山根視来くらいなものだ。19歳のGK鈴木彩艶から32歳の佐々木、水沼宏太までを集めた、いわば「Jリーグ選抜」的なチームである。

7月16日、17日のJリーグの試合を終えてから集合してすぐ、19日の火曜日には初戦を迎えたため、香港とはほとんど練習の時間がないまま戦わざるを得なかったのだ。チームがうまく機能しなくても不思議はない。それでもなんとか形になったのは川崎フロンターレと横浜F・マリノスの選手が多く起用されたため、クラブでのコンビネーションを使えたからだ。

しかし、中国戦までには、もちろん回数は十分ではないが、合同トレーニングが行えたからパス回しもかなりスムースになってきた。しかも、中国戦ではGKの大迫敬介を含めてサンフレッチェ広島の選手が5人も起用された。

だが、しっかりとパスを回して攻撃の形は作れたものの、中国の分厚い守りを崩すことはとうとう最後までできなかったのだ。U-21代表では結果を出した期待のストライカー細谷真大もほとんど仕事をさせてもらえなかった。

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