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サッカー フットサル コラム 2022年7月8日

京Vの「育成の伝統」は今でも健在好調 横浜F・マリノスでも活躍する東京V出身選手

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、横浜での4シーズン目を迎えた今年、渡辺はすっかり横浜というチームの欠くべからざる一員となった。自分が横浜のリズムに馴染むと同時に、むしろ、彼が入ることによって攻撃のリズムに変化を加えてチームの攻撃を引っ張ることができる存在となったのだ。

さらに、今シーズン横浜に入団したばかりの藤田譲瑠チマは、すでに横浜でレギュラーの座を狙う存在となっている。フィジカルの強さを生かしたボール奪取。ポジション取りのうまさ。そして、奪ったボールを前線にまで運ぶ技術。まだ20歳という年齢だけに、これからさらに力を伸ばしていくことが期待される選手である。

ところで、渡辺と藤田の2人はともに東京ヴェルディの下部組織出身で、東京VでJリーグデビューを果たした選手たちだ。MFでこの2人が組めば、同じクラブの下部組織で育った選手同士のコンビネーションを生かすことができるので、横浜にとって一つのアドバンテージとなるに違いない。

さらに言えば、27歳で、横浜で5シーズン目となるDFの中心選手、畠中槙之輔も東京V出身であり、東京Vで実績を積んでから横浜に加入した選手だ。

つまり、渡辺、藤田がボランチに入れば、畠中も含めてチームの中心を東京Vユース出身選手で固めることになる。

さて、藤田はパリ・オリンピックを目指すU-21日本代表でも中心選手となっており、先日ウズベキスタンで行われたのAFC U-23アジアカップでは全試合に出場して準決勝進出に貢献した。

そして、U-21日本代表でも東京V下部組織育ちのDF馬場晴也やMFの山本理仁と一緒にプレーする機会も多かった。ともに、現在も東京Vの主力としてJ2で戦っている選手たちだ。

山本は藤田と同じくボランチであり、馬場はセンターバック。3人が同時に出場すれば、横浜での藤田-渡辺-畠中のトライアングルと同様に、チームの核となるポジションで東京Vのコンビネーションを生かすことができるというわけだ。

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