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サッカー フットサル コラム 2022年6月10日

チェルシーは胸を張って堂々と新しい時代を築け!

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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だが、新体制の発足に伴い、少なからぬ世代交代が図られるのだろう。功労者たちがひと区切りつけたとしても不思議ではないほど、この二か月のチェルシーはバタバタしていた。

「数人の選手は出ていくに違いないが、競争力を高めるためにも早速、再構築に取りかからなくてはならない」

トーマス・トゥヘル監督も仕切り直しを認めている。

マンチェスター・シティとリヴァプールの強さが目立った21-22シーズンだが、チェルシーはUEFAスーパーカップとクラブワールドカップの二冠に輝いている。プレミアリーグでは3位を確保すると同時に21人がゴールを決め、15-16シーズンの20人を上まわるクラブ新記録を樹立した。

チャンピオンズリーグでもレアル・マドリーをあと一歩のところまで追い詰め、FAカップとリーグカップはともに準優勝。実力は発揮したといって差し支えない。

8月第一週に開幕する新シーズンは、明るい未来に向けたリ・セットだ。メイソン・マウント、リース・ジェイムズ、コナー・ギャラガー(クリスタルパレスからローンバック)など、将来有望な若手が揃っている。サウサンプトンで頭角を現したアルマンド・ブロヤも、トゥヘル監督は呼び戻す方針だという。

アブラモヴィッチの所有物というだけで否定的な論調も多かったが、21-22シーズンはCL出場権を見事に獲得した。現在、強化体制の整備が遅れているとはいえ、チーム自体のポテンシャルは十分だ。

チェルシーは胸を張って堂々と、新しい時代を築いていけばそれでいい。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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