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サッカー フットサル コラム 2022年6月2日

最大の課題は大迫の代役選び

後藤健生コラム by 後藤 健生
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森保一監督の決断は

森保一監督の決断は

カタール・ワールドカップを目指す日本代表は6月2日のパラグアイ戦(札幌)を皮切りに4試合を戦う。とくに、6月4日にはFIFAランキングで1位に返り咲いたばかりのブラジルと対戦する。ワールドカップ本大会ではドイツ、スペインという優勝経験国と同じグループに入った日本としては、“格上”相手にも気おくれせずに戦えるよう、ブラジル戦で手応えを感じておきたいところである。

同時に、4試合をトータルして戦いぬくことも重要だ。

というのは、6月の4試合がすべて中3日の4連戦になっているからだ。ワールドカップ本大会でも初戦のドイツ戦の後、大陸間プレーオフの勝者(コスタリカまたはニュージーランド)との第2戦、さらに最後のスペイン戦まですべて中3日の日程になっている。そして、もし決勝トーナメントに進出すれば、ラウンド16も中3日または4日で戦うこととなる。

森保一監督が掲げる今大会の目標は、ベスト8進出。そのためには、強豪相手の過酷な3試合を戦った後、4試合目もしっかりと戦える余力を残しておく必要があるのだ。2戦目までに勝ち抜けを決めて3戦目にターンオーバーするのが理想だが、対戦相手の顔ぶれを見れば、そういうシナリオは現実性が小さいと言わざるを得ない。

従って、6月の4試合を「模擬ワールドカップ」と考えてローテーションさせて疲労を押さえながら戦うシミュレーションをしておきたい。

今年のワールドカップは、ヨーロッパのシーズン真っただ中の11月に開催される。各国リーグも直前まで行われているので、大会前に日本代表が集合できるのは開幕1週間前頃になる。これまでのワールドカップのように、3週間も前から準備を進め、大会前に調整試合を戦うことができないのだ。

9月にも強化試合が予定されているが、9月の2試合は集合して試合を行ってすぐに解散というスケジュールとなる。つまり、16日間にわたる6月の合宿および試合を通じて完成度も上げておかなければならないのだ。

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