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サッカー フットサル コラム 2022年5月23日

6月シリーズは“模擬ワールドカップ” 4戦目(キリンカップ最終日)で勝ち切れ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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「ベスト8進出」を目標とする以上、4連戦の4試合目までを戦い切る必要があるのだ。「グループリーグ突破後のラウンド16でもしっかり戦う」。これは、日本にとってはかなり難しいタスクであり、男女のあらゆるカテゴリーの世界大会で日本チームは決勝トーナメントの最初の試合(ラウンド16または準々決勝)で敗れている。

2018年のロシア大会では、4試合目をしっかりと戦うために、西野朗監督はまだグループ突破が決まっていないにも関わらず、最終ポーランド戦でメンバーを大幅に変更した。そのおかげで日本はラウンド16で強豪ベルギーと互角で渡り合うことができたのだ。

今回は、前回よりもはるかに厳しいグループに入っただけに3戦目(対スペイン)でメンバーを落とすことなどできないかもしれないが、やはり4試合を戦うための準備はしておくべきだろう。5試合目以降は日本にとっては(トルシエ元監督の言葉を借りて言えば)「ボーナス」のようなものだが、4試合目まではしっかり戦いたい。

6月シリーズも、本大会と同じく中3日の4試合という日程である。ブラジルという強敵相手の試合も含めて3試合を戦いぬいて、4試合目(キリンカップ決勝または三位決定戦)でも最高のパフォーマンスを発揮する。それが、6月の4試合の目的である。

だから、4試合の途中で“総取り換え”のような試合はすべきではない。

新しい選手、久しぶりの選手、あるいは新しいシステムを試すにしても、チームの骨格は残しながら、ポイント、ポイントで新戦力、新戦術を当てはめるようなテストの仕方にすべきだろう。

攻撃陣ではテストの範囲はかなり大きい。大迫勇也がメンバーをはずれたからだ。大迫の代わりのトップで誰を使うのか。その結論を得ることが最大のテーマだ。

Jリーグで素晴らしいゴールを量産している上田綺世なのか、長い離脱後に復帰してからもセルティックで多くのゴールを決めた古橋亨梧なのか、それともこれまでにも「控え」としてたびたび起用されてきた浅野拓磨なのか……。4試合を通じて、さまざまなテストが繰り返されるだろう。

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