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サッカー フットサル コラム 2022年5月23日

6月シリーズは“模擬ワールドカップ” 4戦目(キリンカップ最終日)で勝ち切れ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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6月に行われるキリンチャレンジカップなどに向けた日本代表のメンバーが発表された。

招集されたメンバーは28名。通常の活動時より少しばかり多い人数のスクァッドである。「4試合あるから」というのも一つの利用なのだが、「28人」というのはワールドカップ本番を見据えての数字でもある。

従来、ワールドカップ本大会では23人が登録されていた。だが、正式にはまだ決まっていないが、カタール大会では26名が登録できることになるといわれている。そうなれば、本大会では26名の登録メンバーとバックアップ数名の約30人程度で活動することになる。

さて、招集メンバーを見ての最初の印象は「変わりばえしない」だろう。メンバー発表記者会見の席では森保一監督自身も冒頭で「変わりばえしないと思われるかもしれないが……」と発言した。

森保監督は「俺のやり方に文句あるのかっ!」というタイプではない。サポーターやメディアの声をいつも気にかけている。だが、気にはしても、それに引っ張られることはない。「まずは戦術の浸透を図って完成度を上げ、その上でオプションを作る」という方針は揺るがない。

なにしろ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で予選が後ろ倒しとなったため、予選突破から本大会開幕までの時間が短いのだ。ワールドカップの最終的なメンバーを決定する前に戦えるテストマッチは6月の4試合に加えて9月の2試合しかない。

しかも、ヨーロッパのシーズン中に行われる今年の大会では、事前合宿もほとんどできない。つまり、6月に「新戦力のテスト」をしている余裕はないのだ。

最初に「28人は本大会を見据えたものではないか」と書いたが、6月の4連戦はスケジュール的にも本大会のシミュレーションだ。

つまり、「中3日の4連戦」という日程である。

今年のワールドカップは11月から12月、つまりヨーロッパのシーズン真っ盛りの時期に行われるため、大会の期間も11月21日から12月18日までの28日間。従来の大会より若干短くなる。そのため、グループリーグの間は全チームが中3日で試合を行う。日本は11月23日に初戦のドイツ戦があり、27日にニュージーランドまたはコスタリカ、12月1日にスペインと戦う。そして、もしグループEの2位で突破したとすれば、中3日でラウンド16を迎えることになる(1位通過だと中2日でラウンド16)。

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