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サッカー フットサル コラム 2022年5月17日

ラ・リーガ最終節展望!久保建英所属のマジョルカは残留なるか

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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前節ラージョ戦の久保建英

前節ラージョ戦の久保建英

リーガも最終節を残すだけになった。

現時点でCL出場枠は確定、EL出場枠も確定、降格2チーム確定で、最終戦に懸かっているのはカンファレンスカップ出場権1枠と降格1枠である。

カンファレンスカップはビジャレアルとアスレティック・ビルバオの間で争われる。

現在の勝ち点差は1つでビジャレアルがリード。つまりビジャレアルはアスレティックと同じ結果以上で出場権が手に入る。アスレティックはビジャレアルの結果を上回らなければならない。数字上はビジャレアル有利だが、彼らの対戦相手はカンプノウでのバルセロナ。ただ、アスレティックもアウェイのセビージャ戦である。

残留争いは残りの降格枠1つを避けるために、グラナダ、マジョルカ、カディスがしのぎを削る。グラナダが1ポイントリード、マジョルカとカディスが同勝ち点で並ぶ、というデッドヒート。マジョルカとカディスが同勝ち点の場合、両者の直接対決で優位なマジョルカの順位が上となる。対戦相手はそれぞれ、エスパニョール、オサスナ、アラベスである。

以上5チームの5試合を追う場合、まず考慮すべきは対戦相手の本気度だ。勝利に全力を尽くすのは当然なのだが、最終節だけはこの当たり前が通用しない。

目標を達成済みで、シーズン終了を待つだけのチームが本気で足を入れてくるか、必死で走るかは疑問である。スポーツマンシップに反するが、目標がなければモチベーションが下がり体のケアが優先するのもまたプロの一面である。

例えば、グラナダの対戦相手エスパニョールは残留を達成済み。しかもアウェイで、気の緩みを許さないホームのファンがいない。サッカーは何が起こるかわからない。が、以上の状況を考えると、残留争いではグラナダが一歩も二歩もリードしている。

バルセロナとセビージャも目標達成済みだ。だが、どちらもホームのファンの前で戦う。ファンにお祭りムードのまま後味の良い閉幕を見せてあげたい、と会長も監督も選手も思う。よって全力で勝ちに来るだろう、という推測が成り立つ。ビジャレアルとアスレティック、ともに敗れて順位変わらぬまま終了、というのも大いにある。もし、彼らが勝ち点をもぎ取るなら、それは純粋に彼らのメリットであり、対戦相手のデメリットではないだろう。

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