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サッカー フットサル コラム 2022年5月15日

極度の得点力不足に悩む浦和レッズ。コンセプトの見直しが必要なのではないか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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5月13日に行われたJ1リーグ第13節、浦和レッズ対サンフレッチェ広島の試合は0対0の引き分けに終わった。これで浦和はリーグ戦で5試合連続の引き分け。しかも、直近3試合はいずれもスコアレスドローと得点力不足に苦しみ続けている。そして、勝点を伸ばせなかった浦和は暫定順位でとうとう16位にまで後退してしまった。

この間、浦和は4月後半にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージに出場し、グループFの2位に入ってラウンド16進出を決めている。

ACLでは6試合で20得点を記録。ダヴィド・モーベルグやアレックス・シャルクといった新戦力の融合も進み、ACLがチーム活性化のきっかけになるかと思われたのだが、どうやらJ1リーグの戦いはそれほど甘いものではなかったようだ。

もっとも、ACLで20得点奪ったといっても、シンガポールのライオン・シティ・セイラーズや中国の山東泰山といった格下相手に大量得点を奪っただけで、首位争いのライバル韓国の大邱FCとは2戦戦って0対1、0対0とやはり無得点に終わっていた。

いずれにしても、浦和の得点力不足は深刻だ。

広島戦は前夜来の雨が90分間降り続く悪コンディションの中だったが、試合としてのレベルは高かった。

最近の広島はミヒャエル・スキッベ監督の下でプレーが整理されてきており、非常に良い状態にある。浦和が4−4−2(もしくは4−2−3−1)、広島が3−4−3とシステム的に違いはあるものの、ともに相手のラインとラインの間のスペースに次々と選手が顔を出してパスをつなぐ組織的なゲームを遂行。その顔を出した相手に対して守備側がきちんとチェックすると、そのチェックをかわすためにまた選手が動きなおす……。

まるでチェスの試合を見るような組織的、戦術的な試合だった。あるいは、“ヨーロピアンテイスト”満載の試合と言ってもよかった。

しかし、両チームのGKが見事なセービングを見せたこともあって、結果はスコアレスドローに終わったのだ。

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