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サッカー フットサル コラム 2022年5月13日

山田皓生と青柳龍次郎。前橋育英が誇る“主役候補”が青森山田撃破の立役者に 【高円宮杯プレミアリーグEAST 前橋育英高校×青森山田高校マッチレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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【ハイライト】前橋育英高校 vs. 青森山田高校|高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2022 EAST 第6節

「今までこういう大勢の人の前で試合をすることはなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいでした。青森山田は去年の王者ですし、今年も上位にいて、絶対に負けられない相手だと思っていたので、勝ち切れたのは凄く良かったなと思います」と語った山田は、最後に「今日で少し取り返せたかなと思います」とニコリ。この日のヒーローの笑顔が眩しく輝いた。

「やっぱり『応援って凄くありがたいな』って思いました。歓声もたまに上がっていたじゃないですか。試合中に笑顔が出てしまいましたね。『これが有観客か』って。足元で良いプレーをしている時に『おお!』とか聞こえて、それでちょっと舞い上がってしまったり(笑)」。青柳は高校に入学してから、初めて臨んだ“有観客”の一戦を楽しそうに振り返る。19番のボランチが中盤を気持ちよく泳ぎながら、攻守に効果的なプレーを繰り返すことで、チームに確かなテンポが生み出されていく。

そもそもはアタッカーの選手。「涼が『安心して上がっていいよ』と言ってくれるので、結構前目でプレーすることが多いですね」と本人も話すように、徳永が少し後ろでにらみを利かせながら、青柳が積極的に前へと飛び出していくバランスも抜群。開幕戦では自らゴールも奪うなど、3列目からの攻撃参加は大きなスパイスになっている。

昨シーズンからレギュラーを務め、日本高校選抜にも選出されていた根津元輝が現在は負傷離脱中。そのポジションに入る格好となった青柳は、率直な想いをこう明かす。「なるべく代役ということは考えないようにしています。『代役じゃなくて、自分は自分だぞ』という感じで見てほしいと思っていますし、試合中も声を出すことや、涼と一緒にチームを引っ張ることを意識しています」。

ここまでの試合を見る限り、もう“代役”という枕詞は必要なさそうなパフォーマンスを継続していることもあり、「龍次郎いいでしょ。元輝もこのままだと出る幕がなくなっちゃいますよね」とは山田耕介監督。この日は途中からサイドハーフも務めるなど、もはやチームにとって欠かせないパーツであることは間違いない。

「自分の攻撃の強みを出していけたら、このチームはもっと強くなるんじゃないかなと思っているので、それを今後もどんどん生かしていきたいです」。青柳の言葉が力強く響く。昨年度の高校選手権ではメンバーにも入っていなかった、山田や青柳のような“主役候補”の台頭が、グループのさらなる進化を促していく。選手たちがお互いに高め合っていく今の好サイクルを考えれば、シーズンが終わった時に、前橋育英がプレミアの栄冠を勝ち獲っていたとしても、少しも不思議ではない。

文:土屋雅史

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土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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