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サッカー フットサル コラム 2022年2月25日

狙い通りの型で川崎から4得点した横浜。王者、川崎の守備の弱点が明らかに……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2月18日に開幕したJ1リーグ。2月23日にはACLに出場する4チーム同士の第9節分の試合が前倒しで開催され、早くも強豪対決が実現した。昨季準優勝の横浜F・マリノスはホーム日産スタジアムに3連覇を目指す川崎フロンターレを迎え、前半に1点を先制されたものの、後半の連続得点で見事な逆転勝ち。王者川崎を相手に4得点という、まさに“快勝”だった。

川崎はリーグ戦開幕前の富士フイルムスーパーカップで浦和レッズに敗れており、早くも公式戦2敗目。昨年は公式戦で2敗しかしなかったチームが、である。

勝利したJ1リーグ開幕戦のFC東京との試合でも押し込まれる場面が多く、どうやら川崎は守備面で不安を抱えているようである。

センターバックのジェジエウが負傷で離脱中であり、さらに第1節の試合で車屋紳太郎も負傷と苦しい事情もあるが、同時に相手チームも川崎の守備の弱点を考えて戦っているようにも思える。

横浜戦では川崎も2ゴールを決めており、攻撃力はそれなりに機能した。試合を重ねていけば、新加入チャナティップのテクニックなどもさらに噛み合っていくだろう。今の川崎に求められるのは守備の見直しだ。

前半32分に左の橘田健人からの浮き球をフリーになった家長昭博が頭で決めて先制した川崎。前半は橘田がアンカーの位置に入った中盤の守備が機能しており、横浜に決定機を作らせなかったので、そのまま川崎が順当に勝ち切るかと思われた。

だが、川崎の守備が突然崩れて、57分、58分、64分と連続ゴールを喫してしまう。

一つの原因は、最初の失点の直前に中盤で相手選手と衝突したチャナティップが頭を打ってタッチライン外で治療中だったこと。試合に戻りたいと主審にアピールしていたものの、ボールサイドだったため復帰が認められず、川崎は10人の状態のままであり、川崎の選手たちは集中を欠いていた。

そして、その失点のショックを拭い去る前に2点目を畳みかけられてしまったのだ。

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