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サッカー フットサル コラム 2022年2月9日

間もなく開幕、2022年Jリーグ展望。追走集団が弱体化して川崎の3連覇の可能性大

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2月18日に開幕する2022年シーズンのJ1リーグ。最大の注目点は「川崎フロンターレの3連覇が成るか」であろう。今年で30シーズン目を迎えるJリーグの歴史の中でも、3連覇を達成したのは2007年から2009年にかけての鹿島アントラーズだけ。川崎は直近の5シーズンで4度の優勝と圧倒的な強さを誇っているが、2019年シーズンには4位に終わっている。

昨シーズンの川崎の優勝はまさに圧巻だった。28勝8分2敗で勝点92を記録。挑戦した3つのカップ戦(ACL、天皇杯、Jリーグカップ)はいずれも敗退してタイトルはリーグ戦だけに終わったが、カップ戦での敗退はいずれもPK戦やアウェーゴール・ルールによるものであり、公式戦すべてを通じて1年間に敗れたのはたった2試合だけだったのだ。

さらに、川崎の強さを感じさせるのは、シーズンの途中で主力選手だった三笘薫と田中碧が海外移籍によってチームから抜けたことだった。

田中は昨年の前半に大きく飛躍。中盤から前線の選手にズバッと付ける鋭いパスで川崎の攻撃を活性化させた。一方の三笘はドリブルで相手を崩した。川崎独特のパス攻撃が相手に研究されて封じられることもあったが、そんな時には三笘の個人能力によって打開することもできた。

普通なら、このような主力選手が2人そろって流出したとすれば、当然チーム力は大きく落ちるものだ。さらに2021年シーズン開幕前には中盤で欠くことのできない存在だった守田英正も海外に移籍しており、今やベテランとも言っていい大島僚太は負傷を繰り返して出場できない時期が続いた。

しかも、三笘と田中がいなくなった秋口には谷口彰悟など守備的ポジションの選手が相次いで負傷で戦線を離脱した。

もちろん、川崎の戦力は落ちた。シーズン前半は「1試合3ゴール」ペースの圧勝が続いたが、後半戦に入ると僅差の勝利が多くなった。だが、それでも控えのDFが力を発揮し、どのポジションでもできる旗手怜央がそのユーティリティー性を生かし、さらに新加入の橘田健人が成長して、シーズン終盤にはボランチとして優勝に貢献した。

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