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ジェイミー・ヴァーディー
PK戦の末にエジプトを破ったセネガルが初優勝。アフリカ選手権が幕を閉じ、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はホッとしているに違いない。
なぜなら、エジプト代表のモハメド・サラーは早ければ現地時間2月10日のレスター戦から、セネガル代表のサディオ・マネも19日のノリッジ戦までには、クラブに再合流する見通しが立ったからだ。
マンチェスター・シティとの9ポイント差(1月23日現在)を逆転し、2シーズンぶり20回目のトップリーグ制覇をめざすためにも、両エースには万全のコンディションが望まれる。
とくにパンデミックという非常時では、肉体だけではなく心のケアも必要だ。規制が緩和されつつあるイングランドでも、依然として新型コロナウィルスに感染するリスクがつきまとう。
そんなときだからこそ、だれもが寄り添わなければならない。
「寒いなか、ありがとうございました」
女子モーグルの日本代表として北京オリンピックに出場中の川村あんり選手が、報道陣を労った。金メダル候補といわれながら5位に終わった口惜しさを抑え、17歳の高校生がおとなたちを気遣うとは……。好感度、爆上がりでる。
他人を思いやる気持ちを忘れてはならない。みずからの考え方のみが正義と信じ、意見の異なる者を過度に攻撃したり、徹底的に批判したりする風潮にあるいまだからこそ、川村選手の暖かさが心地よい。
しかし、彼女のような人間らしさを、イングランドの悪名高きタブロイド紙に求めるのは無駄だった。
報道する内容の信ぴょう性が絶望的に低く、担当者のたくましすぎる想像力を拠り所とするメディアとはいえ、あまりにも度が過ぎている。
2017年3月、レスターのジェイミー・ヴァーディーが、「クラウディオ・ラニエリ監督解任の首謀者である」と、タブロイド紙にあらぬ疑惑をかけられていた。
「チャンピオンズリーグでセビージャに負けた後、俺がミーティングで監督を吊しあげたみたいに書かれていたけど、試合後はドーピング検査で3時間も拘束されていたんだ」
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