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サッカー フットサル コラム 2022年2月7日

クラブのコンビネーションを生かした代表強化。セルティック・トリオが日本代表の前線に並ぶ日は来るか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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セルティックの旗手怜央

セルティックの旗手怜央

カタール・ワールドカップのアジア最終予選。1月から2月にかけての連戦で日本は中国、サウジアラビアに連勝して2位をキープ。一方、3位で日本を追っているオーストラリアはオマーンとのアウェー戦を引き分けてしまい、日本との勝点差は3に開いた。

ただし、3月24日には日本はアウェーでの直接対決が残っているのだ。勝点差は3に広がったのだからオーストラリアに敗れても勝点では並ぶ。だが、現在の得失点差はオーストラリアが+9で日本が+6である。勝点で並んだら、得失点差で日本は3位に落ちてしまうのだ。

もちろん、日本は3月29日の最終戦で現在最下位のベトナムとのホームゲームを残しているから、確実に勝点3を取り、さらに大量点を狙うことも可能だ。一方のオーストラリアはアウェーのサウジアラビア戦が残っている。しかし、サウジアラビアは最終戦を待たずに3月24日の中国戦で勝利すればその時点で予選突破が決まっているはずので、最終戦もオーストラリアが勝利する可能性は大きい。

守備には自信のある日本代表。3月には吉田麻也も冨安健洋も戻ってくるはずだし、1〜2月シリーズで谷口彰悟や板倉滉の守備力も証明されている。引き分けでも予選突破が決まる状況は明らかに日本有利。ぜひ、シドニーのスタジアム・オーストラリアで行われる試合で引き分け以上の成績を残して、すんなりと勝ち抜けを決めておきたいところだ。

日本が得失点差で劣っているのは、やはり最終予選に入ってから露呈した決定力不足によるものだ。

たとえば、1月27日の中国戦。中国が監督交代やブラジル出身選手の離脱などで弱体化していたこともあって、試合は日本の完勝だった。だが、あれだけの内容の試合をしたのだから(得失点差を考えても)3点、4点とゴールを重ねておきたかった。

伊東純也は絶好調で中国戦でも2得点と大活躍だったが、やはり得点が期待された大迫勇也と南野拓実はシュート勘を失っているようで決定的なチャンスでもシュートのタイミングを逃す場面が何度かあった。考えられる原因は大迫はJリーグのシーズンオフの最中だったこと。南野は所属のリヴァプールで十分な出場機会を得られていないことか(中国戦をほぼフルに戦ったおかげで南野はサウジアラビア戦では得点感覚を取り戻していたので、伊東のクロスを受けた南野は相手DFをしっかりはずして南野らしい見事なゴールを決めた)。

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