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サッカー フットサル コラム 2022年1月31日

絶好の調整試合となった中国戦。不調の攻撃陣復活のきっかけとなればいいのだが……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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大迫も、南野も、シュートを撃つことに弱気になっており、シュートのタイミングを逸してしまう場面が多いようだ。

後半に30分以上の出番をもらった前田大然は、セルティック移籍後最初の試合でゴールを決めていただけに期待したが、プレーに関与することすらほとんどなかった。

チームの問題以前に、個人的な問題が大きいように思える。

好意的に考えれば、たしかに、それぞれ難しい状況の中でプレーしていることは確かだ。

大迫の場合、いちばんの問題はシーズンオフ中でコンディションが上がり切っていないことだ。

とくに、昨年夏の移籍期間にヨーロッパのクラブからJリーグに復帰した選手の場合、2020年の秋にヨーロッパのシーズンが始まってから(新型コロナウイルスの感染拡大の影響で変則的となった日程の中で)1シーズンを消化。そして、夏に移籍したことため、きちんとしたオフを取らずに2021年12月までプレーを続けていたのだ。1年半、オフを取っていないことになる。

そして、2021年シーズン終了後も、代表の活動が控えていたためにきちんとオフを取らずに再始動を余儀なくされたのだ。コンディションが良いわけはない。

大迫だけでなく、酒井宏樹も長友佑都も同様だ。とくに酒井は東京オリンピックにも参加したため疲労の蓄積は大きい。いずれも年齢の高い選手だけに、きちんと休養を取ったり、しっかりとした体力トレーニングをする時間を失ったことは、これから悪い影響を及ぼす可能性もある。

南野にとって最大の問題はクラブでの出場機会が限られていることだ。

カップ戦で起用されればゴールも決めており、「次こそはプレミアリーグでも先発か?」と報じられることも再三だが、結局リーグ戦では先発出場の機会がないままだ。主力組がアフリカ選手権で不在になった1月は南野にとってチャンスだったはずだが、やはり出場機会は与えられなかった。

試合に出ていなければ、試合勘が失われてしまうのは当然だ。

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