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サッカー フットサル コラム 2022年1月19日

閉塞感を打破するためにはファーガソンが最良の選択肢だ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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ダンカン・ファーガソン(写真左)

カルロ・アンチェロッティと並ぶダンカン・ファーガソン(写真左)

就任前から風当たりはきつかった。

サポーターには歓迎されず、刑事事件や主力の体調不良なども重なった。開幕から3勝1分と出だしはよかったものの、5節のアストンヴィラ戦からは二度の3連敗を含む2勝3分10敗。降格圏で苦しむワトフォードに2-5の恥をかいたり、ノリッジに1-2で敗れたり……。

現地時間1月16日、エヴァートン上層部はラファエル・ベニテス監督を解任した。

やはり難しかった。リヴァプールを率いていた当時に「エヴァートンはスモールクラブ」と冷笑していただけに、エヴァトニアンの支持を得られるはずがない。彼らの間で人気が高かったルカ・ディーニュをアストンヴィラに放出したことでも怒りを買い、本拠グディスンパークに「出ていけベニテス」のバナーが掲げられるほどだ。

みずからの信念に絶対の自信があるため、ベニテスはリヴァプールでシャビ・アロンソ、チェルシーではジョン・テリーをはじめとする主力との対立が表面化している。そして今回も戦略・戦術をめぐり、ディーニュと激しく衝突した。

どちらかが言葉のパス交換でミスを犯し、修復不可能な溝を作ったのかもしれないが、「ベニテスは古すぎる。フットボールに関する知見をアップデートしていない」との説は10年近く前から耳にしていた。考え方が固くなりすぎていたのか。

さて、現地時間1月18日時点で次期監督は未定である。

「現場復帰に意欲を燃やすフランク・ランパードが最有力だ」
「ブライトンからグラエム・ポッターを引き抜く」
「筆頭株主のファハド・モシリは、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネスの再登板を希望している」

英国のメディアが探りを入れはじめている。『sky sports』は「ウェイン・ルーニーが古巣の窮状に駆けつける」と報じていた。

いま、ルーニーが監督を務めているダービー(チャンピオンシップ=実質2部)は、、破産や会計規定に違反してマイナス21ポイントのペナルティーを科され、1月16日現在で24チーム中23位。経営陣に不満を抱くルーニーが、エヴァートンのオファーに乗る可能性はあるだろう。

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