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サッカー フットサル コラム 2022年1月7日

「雪中戦」となった大学女子の戦い。同じく極寒の中の皇后杯から見えてくる女子サッカーの“今”

後藤健生コラム by 後藤 健生
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こうした悪コンディションの中で、きちんとした試合をした選手たちにまずは敬意を表しておきたい。

さて、その全日本大学女子選手権大会の前日には、栃木県・宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の準決勝2試合が行われた。

こちらは、夕方16時から2試合が行われ、第2試合のジェフ・ユナイテッド市原・千葉レディースと日テレ・東京ヴェルディメニーナの試合は19時03分開始。試合が終了した20時50分頃には気温はなんと0.1度と、氷点下すれすれまで降下していた。

こちらも、そんな悪条件の中でしっかりした試合が行われ、千葉レディースが1対0で逃げ切って、WEリーグの意地を保つことに成功した。

メニーナは、日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織のチーム。つまり、18歳以下のチームである。そのメニーナが、今年の皇后杯では3回戦でなでしこリーグ1部のASハリマアルビオンに2対1、4回戦ではWEリーグで現在首位を独走中のINAC神戸レオネッサに2対1、準々決勝ではやはりWEリーグの大宮アルディージャVENTUSに4対0と上位リーグの相手を次々と破って準決勝に進出して旋風を巻き起こしていた。

勝ち上がれば、準決勝では“姉貴分”の日テレ・東京ヴェルディベレーザとの対決かと思っていたら、ベレーザの方は準々決勝で千葉レディースに敗れてしまったので、準決勝は千葉レディースとメニーナの顔合わせとなったのである。

本来は勝ち上がってくるはずではないメニーナの快進撃は一大事となってしまった。

というのは、この皇后杯と並行して年代別の大会も行われていたからだ。

皇后杯でメニーナがINAC神戸を破って準々決勝進出を決めたのと同じ12月25日には、第26回全日本U−15女子サッカー選手権大会準決勝でメニーナが浦和レッズレディース・ジュニアユースにPK勝ちして決勝進出を決め、メニーナはこの大会で優勝を決めてしまう。

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