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サッカー フットサル コラム 2021年12月28日

依然として続くコロナウイルスとの戦い。スペインサッカーはどのように向き合うのか

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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バルセロナのシャビ監督

バルセロナのシャビ監督

クリスマス休暇前のリーガ、セビージャ対アトレティコ・マドリー、セビージャ対バルセロナを「もしかすると、しばらく取材できないかも……」と思いつつ見た。

リーガ屈指のカードだが、ともにレベルが高いとは決して言えない残念な内容だった。

ヘスス・ナバス、スソ、ラメラ、エン・ネシリ(以上セビージャ)、グリーズマン、ヒメネス、サビッチ(以上アトレティコ・マドリー)、メンフィス、ファティ、ペドリ、ブライスウエイト(以上バルセロナ)と主力級をケガで欠いたのに加え、代表戦、欧州カップ戦、国内カップ戦、リーガとフル回転してきた選手たちには疲労の色が明らかで、終盤はまともに走れない状態。やはり週2試合、週1.5日休暇ペースは厳し過ぎる。

試合を詰め込めば詰め込むほど儲かる計算で、だからこそW杯隔年開催なんて案も出ているわけだが、その分試合のレベルが犠牲になっている。例えば強豪になればなるほど、ただ蹴るだけのお粗末なセットプレーが目立っているが、戦術・戦略練習に時間が取れないのだから仕方がない。

クリスマス休暇は疲労を回復する機会なのだが、一方で別の脅威も迫っている。オミクロン株である。今季のリーガはコロナ禍による延期は1試合もないが、先週レアル・マドリーが9人の感染者を出した。

今、スペインでは連日感染者数の新記録を更新している。ここ3週間では感染者数のグラフはほぼ垂直という猛烈な勢いだ。今回の波が明らかに違うのは、知り合いに感染者が続々と出ていること。これまでは「知り合いの知り合い」というレベルだった。私も濃厚接触者の濃厚接触者(は濃厚接触者とは見なされない)となり、危険が迫っていることを実感している。

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