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サッカー フットサル コラム 2021年12月23日

12月開催となった天皇杯決勝戦。「元日開催」の是非を問うきっかけにしよう

後藤健生コラム by 後藤 健生
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槙野にしても、ルヴァンカップ準々決勝の川崎戦では1点ビハインドの場面で「パワープレー要員」としてピッチに送り込まれて与えられた仕事を果たしたのだったが、天皇杯決勝では本来は「守備固め要員」だったわけで、本当は攻撃のヒーローになどなってはいけなかったのだ。

さて、いずれにしても、天皇杯決勝が終わったことでJリーグ各クラブの戦いはすべて終了し、年末年始の日本のサッカー界は各年代別の大会がメインとなる。

例年なら天皇杯決勝は元日に行われるはずなのだが、今シーズンは2022年の1月にカタール・ワールドカップに向けてのアジア最終予選の日程が組まれているためにこういう日程になったのだ。

ちなみに、12月21日には日本サッカー協会から来シーズンの天皇杯の日程が発表され、来年の第102回大会の決勝は10月16日に行われることが明らかになった。2022年は11月21日からカタール・ワールドカップが行われるので、その前にJリーグや天皇杯を終わらせてしまう必要があるからだ。

来シーズンはJ1リーグが通常の34節までと、今シーズンに比べると4試合少なくなったとはいえ、11月5日にJ1リーグも最終戦を戦うことになっているので、夏場はかなりの過密日程となるはずだ。

いずれにしても、元日に天皇杯決勝がないというのは、どこか寂しい気持ちになっているファンも多いのではないだろうか。天皇杯決勝が初めて元日に行われたのは1969年1月1日のことで、すでに半世紀を超える時間が経過しているからだ。

現在、僕たちが「天皇杯」と呼んでいる大会(全日本選手権大会)は、1921年に初めて開催された(「天皇杯」が授与されるようになったのは1951年大会からだったから、それ以前の大会は「天皇杯」とは呼べない)。第1回大会の名称は「ア式蹴球全国優勝競技会」だったで(「ア式蹴球」はサッカーのことだ(「ラ式蹴球」がラグビー)。大会は1921年の11月26日と27日に行われ、東京高等師範学校など東京の師範学校の卒業生が中心となった東京蹴球団が優勝した。

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