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サッカー フットサル コラム 2021年11月18日

素直に喜びたい「2位浮上」。攻撃はまだまだ。新戦力に期待はしたいのだが・・・

後藤健生コラム by 後藤 健生
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だが、オマーン戦では森保監督がいつもより早いタイミングで選手交代のカードを切った。

これまでは、ミスがあっても信頼を寄せていた柴崎岳の動きが悪いとみると、後半開始からフル代表でのデビューとなる三笘薫に交代。三笘のドリブルで攻撃が活性化したことを確認すると、やはりこれまで信頼が揺るがなかった南野と長友佑都を退けて、古橋と中山雄太を投入した。62分という、森保監督としてはきわめて早い時間帯の交代だった。

そして、交代で投入した中山が左サイドでボールを奪って、三笘がドリブル突破したところから伊東純也の決勝ゴールが生まれたのだ。

森保監督は慎重な性格だから、これからも一挙に新戦力を並べるようなことはないだろう。だが、オマーン戦の三笘のように、途中交代の形で新たな選手を組み入れることによって漸進的に若替わりが進んでいくのではないだろうか。

6試合を戦った段階で日本は3失点している。そのうち、長友のサイドを崩された失点が2つ(オマーン戦とオーストラリア戦)。そして、柴崎の痛恨のパスミス(サウジアラビア戦)。この辺も、まさに「変えるべきポイント」であろう。

2022年に入ってからの4試合のうち、3試合はホームでの戦いである。唯一のアウェーゲーム、3月のオーストラリア戦は日本が勝点で上回った状態で迎えたいものである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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