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サッカー フットサル コラム 2021年11月12日

辛くもベトナム戦で勝点3をゲット。“初戦”の難しさを再認識させる最終予選の戦い

後藤健生コラム by 後藤 健生
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したがって、比較的コンディションの良い国内組中心のメンバーを選択することもできた。だが、森保監督は国内組の多くをベンチ外として、従来のメンバー、10月にオーストラリアに勝利した時とほぼ同じメンバーで戦うことを選択した。

このコラムをずっとお読みいただいている方はご承知だろうが、僕は「ベトナム戦は国内組で戦え」と主張してきた。

しかし、森保監督の選択も十分に理解できる。

新しいメンバーを使うとしても、コンビネーションを作るだけの時間が取れない。「それなら、たとえコンディションが悪くても従来のメンバーで戦うべきだ」と考えたのだ。

どちらが正解かというのはもちろん分からない。国内組中心で戦っていたらもっと楽に勝てていたかもしれないし、逆にコンビネーション不足と経験不足が原因で勝点3を取れなかったかもしれない。

いずれにしても、このような過酷なスケジュールの中で結果的に勝点3を取れたことは素直に喜ぶしかない。対戦相手がグループ最下位のベトナムだったことも幸運だったし、20度ちょっとという気象条件も幸いした。

次の火曜日のオマーン戦までは中4日の時間がある。ベトナムからオマーンまでの移動を伴うものの、コンディションは間違いなく改善されるし、3日間全体練習もできるので、たとえばセットプレーの準備などもできるはず。

コンディションさえ良ければ、オマーンに勝利することは難しいことではない。

だが、“初戦”問題はこれからも続く。

2022年に入ってからの残り4試合のうち3試合がホームゲームなので日本にとって有利なのは間違いない。だが、1月27日には再び“初戦”問題に直面する。

もっとも、日本への帰国のための移動は、ベトナムまでの移動に比べれば負担は多少は少ないし、この試合の相手は5戦終了時点で勝点4しか取れてない中国なので、なんとか乗り切れるだろう。さらに3月24日の“初戦”には、後半戦で唯一のアウェーゲーム、オーストラリア戦が予定されている。

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