南野は先発か！？リヴァプール対ウェストハムも興味深い一戦だ

一方、ウェストハムは昨シーズンに続いて好調だ。前節終了時点で、リヴァプールに2ポイント差の4位。第一集団で心地よく闘っている。

プレミアリーグ屈指の連動性を誇り、デクラン・ライス、トマシュ・ソウチェク、ミカイル・アントニオ、アーロン・クレスウェルなど、個人能力の高い選手を随所に揃えた好チームだ。さしものリヴァプールも、ひと筋縄ではいかないだろう。

15－16シーズンのFAカップで1－2の敗戦を喫した後、リヴァプールは8勝2分無敗とウェストハムを圧倒し、31ゴールを記録している。直近2シーズンはともにダブル。相性が良すぎる相手だ。

しかし、近ごろのウェストハムは充実しており、リヴァプールの気持ちが少しでも緩んでいると、痛い目に遭いかねない。前節のブライトン戦は右サイドを崩され、2－0から追いつかれている。

「ハーフスペースをうまく利用された」

ブライトン戦終了後、クロップ監督は悔しさを隠さなかった。ウェストハムは、総合力でブライトンを上まわる。

文：粕谷秀樹