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サッカー フットサル コラム 2021年10月29日

パリ・オリンピックへの最初の一歩。経験不足は心配だが、大人の試合運びを見せたU-22日本代表

後藤健生コラム by 後藤 健生
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感染症の拡大によって、東京オリンピックは1年延期となったが、2021年に開催予定だったU-20ワールドカップとU-17ワールドカップは中止になってしまった。

パリ・オリンピックを目指す世代の選手たちは、U-20ワールドカップという舞台で世界のトップクラスと公式戦を戦うという貴重な経験の場を失ってしまったのだ。たとえば、2018年のU-23選手権に出場したチームは、前年に韓国で開催されたU-20ワールドカップに出場して世界のトップクラスと対戦したことのある選手が多く含まれていた。

もちろん、その間にもU-20日本代表は国内で合宿を行い、練習試合も積み重ねてきた。しかし、実戦経験を積めていないのだ。その意味でも、上の世代の選手も入れて、強いチームを作る必要もあったのだろう。

そんなわけで、今回開かれた予選大会はパリ・オリンピックを目指すチームの第1歩という位置づけの大会として注目を集めた。

さて、日本はカンボジアと香港に連勝して予選突破を決めたのだが、初戦のカンボジア戦を見るとかなりミスも多くて、不安も広がった。

今回の予選に出場したチームを見ると、半田陸、藤田譲瑠チマ、松岡大起、畑大雅など守備的なポジションの選手の中にはJリーグでもお馴染みの選手がそろっていた。それに引き換え、攻撃陣は手薄な印象を受けていた。

ところが、カンボジア戦ではその肝心の守備面で不用意なミスが発生したのだ。

カンボジアはチーム力としては日本より劣っていたが、しかし、たとえば、ワントップに入ったシエン・チャンテアは小柄だがテクニックがあり、意外性のあるプレーをする選手だったし、左のインサイドハーフで10番を付けたリム・ピソットはDFとMFの間のスペースを上手く利用してパスを引き出し、ドリブルでの突破も見せる好選手だった。

日本が、中盤や守備陣のミスによってボールを奪われると、攻め込まれる場面も何度かあった。もっと強い相手だったら、失点してしまっていたかもしれない。

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