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サッカー フットサル コラム 2021年10月29日

パリ・オリンピックへの最初の一歩。経験不足は心配だが、大人の試合運びを見せたU-22日本代表

後藤健生コラム by 後藤 健生
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福島県のJ-ヴィレッジ・スタジアムで開催されていたAFC U-23アジアカップの予選大会で、U-22日本代表がカンボジア、香港に対して2試合とも4対0で連勝して、2022年6月にウズベキスタンで開かれる予定の本大会出場を決めた。

U-23アジアカップ(前回大会までは「AFC U-23選手権」と呼ばれていた)は、23歳以下の代表チームによるアジアナンバーワンを決める大会だ(前年に行われる予選には、その年のU-22代表が出場する)。オリンピック開催年に開かれる大会はオリンピック・アジア予選を兼ねるが、来年の大会はオリンピック中間年の大会だから、オリンピック出場権とは直接関係はしない。

日本は、従来、この「オリンピック予選を兼ねない大会」には、次のオリンピックを目指す年齢層の選手を送り込んでいた。

たとえば、2018年1月に中国で開催された大会には、東京オリンピックを目指す世代、つまり当時のU-21代表を送り込んでいたのだ。森保一監督が就任した直後のことだ。

その、2018年の大会では日本はグループリーグは全勝で突破したものの、準々決勝ではウズベキスタンに0対4で完敗を喫してしまった。日本がU-21代表だったのに対して、ウズベキスタンは大会規定いっぱいのU-23代表だったし、しかも当時のU-23ウズベキスタン代表は2015年のU-20ワールドカップからそのまま強化を続けていた、非常に完成度の高いチームだったからだ(実際にこの時の大会ではウズベキスタンが優勝を遂げた)。

ところが、次回、2022年のU-23アジアカップに向けては、日本も方針を転換して、23歳、22歳の選手も含めたチームを派遣することになり、今回の福島県で開かれた予選でもU-20代表(2001年以降の生まれ=パリ・オリンピック世代)をベースにしているものの、21歳、22歳の選手が4人含まれていた。

大きな理由は新型コロナウイルス感染症の影響である。

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