人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2021年10月11日

松井大輔加入で注目を集めたFリーグ再開戦。サッカーとフットサルは、もっと交流を深めるべきだ

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

松井が加入したというだけで、これだけ世間の注目を浴びるのだ。これが、これからからのFリーグの進むべき道を示しているのではないだろうか。

そういえば、対戦相手の湘南ベルマーレの方も、元Jリーガー(ベルマーレのDF)で、2018年に引退していた島村毅がフットサル・チームに加入して注目を集めている(この日の出場はなかったが)。

交代自由のフットサルは、サッカーに比べて高年齢でプレーしている選手も多い。フットサルの観客動員拡大の切り札は「いかにしてサッカー・ファンを引き付けられるか」なのだから、元Jーグのスタープレーヤーの加入は大きな効果を生むのではないだろうか。

さて、Y.S.C.C.横浜は現在4位と好調だが、一方の湘南も3位に付けている。つまり、この日の試合は「上位対決」でもあった。

ただ、試合は湘南が試合開始わずか48秒で先制し、そのまま3対1のスコアで完勝した。

面白かったのは、両チームのコンセプト(あるいはゲームプラン)が対照的だったことだ。

Y.S.C.C.横浜は、きわめてオーソドックスにプレーした。ピヴォ(FW)の菅原健太が最前線でボールを収めて、落としたボールを今シーズンからY.S.C.C.横浜に加入した若手のホープ堤優太が狙う。典型的な「ピヴォ当て」の戦術で、真っ向から攻撃を仕掛けた。

これに対して、湘南は徹底したカウンター狙いだった。

相手がピヴォに付けてくるボールに対して厳しいマンマークで奪いにかかる。そして、一気に相手ゴール前にボールを入れ、またサイドで林田フェリペ良孝がドリブルで突破を狙う。そして、Y.S.C.C.のゴレイロ(GK)田淵広史が前に出てくることも織り込んで遠目からも狙ってきたのだ。

開始48秒で、鍛代元気がカウンターから無人のゴールに蹴り込んで、湘南は早くも先制し、以後、有利に試合を進めることができるようになった。

その後、時間帯によって湘南の前戦からのプレッシャーが弱くなるとY.S.C.C.横浜の攻撃が激しくなる。再び、湘南のプレスが厳しくなる。そんな流れになっていった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ