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サッカー フットサル コラム 2021年9月25日

ブラジル相手に大健闘したフットサル日本代表。“善戦”ではなく“惜敗”とするために必要なものとは?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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フットサル 日本代表

またも、決勝トーナメント初戦での敗退である。

日本のサッカーは男女のあらゆるカテゴリーのワールドカップですべてグループリーグを勝ち抜いて決勝トーナメント進出を果たしている。また、FIFA主催のワールドカップではなかったが、8月から9月にかけて行われた東京オリンピックでも男子のU-24代表と女子代表が決勝トーナメント進出を果たしてしている(男子はベスト4)。そして、先日のビーチサッカーと今回のフットサルでも日本はグループリーグを勝ち抜いた(ビーチは決勝進出)。

200を超すFIFA加盟国の中でも、「すべての世界大会で決勝トーナメント進出を果たしている」というのは、日本だけ。しかし、そのほとんどの大会で日本は決勝トーナメント初戦を突破できないでいるのも事実なのである。

リトアニアで開催されているフットサルのワールドカップでも、それが繰り返されてしまった。

もっとも、ラウンド16での相手は、前回大会こそベスト4進出を逃したものの、1989年の第1回大会以来過去8大会中5度の優勝を誇る“フットサル界の絶対王者”ブラジルだった。そのブラジルに食い下がったのだから、日本代表の大健闘だったことは間違いない。

ブラジル戦の日本代表は開始4分に星翔太が遠目からシュートを放ち、これが相手GKグイッタの手を弾いてゴールイン。なんとブラジル相手に先制した。すぐに同点とされたものの、その後はブラジルに追加点を許さず、後半半ば過ぎまで1対1のスコアのままで凌いで粘ったのである。そして、31分にレオナルドに勝ち越しのゴールを奪われ、さらに38分にもピトにゴールを許して万事休したかと思われたが、その後、ブラジルが5ファウルを犯した(次に反則があれば、日本に第2PKが与えられる)ために引き気味になったのに乗じてパワープレーをしかけて西谷良介がミドルシュートを決めて再び1点差として追いすがった。

最後はパワープレー返しで1点を奪われて(記録上は加藤未渚実のオウンゴール)スコアは2対4となったが、最後まで「もしかしたら」と期待を抱かせ続けたエキサイティングな試合だった。

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