ベスト4決めた日本、メダルを懸けた一戦。準決勝vs.セネガル＜FIFAビーチサッカーワールドカップ ロシア2021＞

（前回パラグアイ大会 準々決勝 ポルトガルvs.セネガル。セネガルは、優勝したポルトガルに2－4で敗退したため、今大会で優勝へかける思いが強い）

中1日で迎える準決勝。対戦するのは、アフリカの強豪セネガル。ワールドカップは6大会連続8回目の出場。今大会を含め、3大会連続で準々決勝に進出しているが、準決勝は初めてとなる。
日本とセネガルは大会直前に練習試合をしており、1ピリ0－2、2ピリ2－1、3ピリ2－1で4－4となり、延長戦に突入。1－1でも決まらず、PK戦でセネガルが勝利している。

セネガルはグループリーグを2勝1敗で首位通過すると、準々決勝で優勝候補のブラジルと当たり5－4で勝利し、ベスト4進出を決めた。この試合でセネガルは、GK1番のエンディアイェ、10番のマムール・ディアニェ、5番のママドゥ・シッラの主力3人が2枚目のイエローカードをもらい、準決勝は出場停止となる（準々決勝終了時点で累積1枚のイエローカードは取り消される）。

セネガルは、戦術はあまりないが、身体能力が高く、砂の上でサッカーをしているかのようにどこからでもシュートを打てる。キーパースローからのシュートでの得点も見られ、身長の高い選手がそろっており、パワープレーに注意。時間帯に関係なくファウルをしてくるところがあるので、日本はFKのチャンスで確実に決め、少しでも楽な展開に持ち込みたい。

タヒチ戦後、キャプテンの茂怜羅オズは「メダル取りにいこうよ！」と声を張り上げた。
勝てば、日本初のメダル獲得となる。

8月28日（土）深夜1時30分キックオフ！

文　Noriko NAGANO

★「FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021」8/19（木）～29（日） J SPORTSで日本戦＆決勝トーナメントの全試合生中継。J SPORTSオンデマンドでは全試合LIVE配信