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サッカー フットサル コラム 2021年8月19日

三笘、田中が抜けた後で……。フロンターレの主力組から若手選手へのレッスン

後藤健生コラム by 後藤 健生
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従って、ベンチにはジェジエウ、ジョアン・シミッチ、脇坂泰斗、家長昭博、レアンドロ・ダミアンという豪華なメンバーが座っていた。

この夏の移籍期間に、川崎からは進境著しいMFの田中碧とドリブラーの三笘薫の2人が海外移籍を遂げた。しかも、大型補強をするクラブも多い中、川崎の補強はFWのマルシーニョだけ。MFの橘田や遠野、小塚の3人。そして、左サイドで三笘ばりのドリブルを見せる宮城といった若手の成長が期待されているわけである。

実際、今シーズンは当初からこうした若手選手が積極的に起用されていたし、三笘と田中が抜けた後はチーム内競争がさらに活性化しているようだ。

ジェフユナイテッド千葉との3回戦(7月21日)では、MFとして起用された橘田が素晴らしい動きとキレのあるダッシュで、川崎の中盤にこれまでなかったスピード感を注入したし、つい先日の柏レイソル戦(8月14日)では、途中交代で入った宮城が三笘のクネクネドリブルを髣髴させるようなドリブルを披露し、58分からの出場でシュートを3本も打ってみせた(内1本はポスト直撃)。

そんな期待の若手を多く並べたのが清水戦の川崎であり、そして、前半から「さすが川崎」という展開ではあった。

メンバーは変わっても、止める、蹴るという一つひとつのプレーが正確なのは「さすが川崎」で、いつものように面白いようにパスがつながる。そして、宮城や旗手が左サイドから積極的にシュートを狙い、橘田、小林、宮城が絡む川崎らしいパス回しも見られた。公式記録によれば、前半のシュート数は川崎の13本に対して清水は2本。圧倒的に川崎がゲームを支配していた。

ところが、どうしても得点が入らないのだ。

パスは確かに回っている。敵陣まで攻め入ることもできている。だが、フィニッシュの前段階でのパスは回っているが、相手を崩し切れていなかったのだ。

痛かったのは、アンカーポジションに入っていた谷口の故障だった。

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