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サッカー フットサル コラム 2021年6月28日

「B&Iライオンズ」に善戦したラグビー日本代表。サッカーはどうして弱小国ばかりと戦わなければいけないのか!

後藤健生コラム by 後藤 健生
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つまり、「B&Iライオンズ」との対戦という“夢"は自らの努力によってつかみ取ったものである。サッカー界からもラグビー日本代表に「おめでとう」を言いたい。

サッカー人の眼から見るとラグビーというのはかなり閉鎖的あるいは階級的に見える。

つまり、トップクラスの国は「ディア1」と呼ばれていて様々な“特権"を持っている。

「ティア1」には英国4協会のほかシックスネーションズに加盟しているフランスとイタリア。そして、かつて英国植民地だった南半球のオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカを加えた9か国が含まれていたが、21世紀に入ってアルゼンチンも仲間入りして現在は10か国によって構成されている。

日本は、2019年のワールドカップでベスト8入りを果たしたものの、まだ「ティア2」扱いだ。日本にとって、「ティア1」入りは大きな目標だろう。

ラグビーや同じく英国系のスポーツであるクリケットでは各国代表同士の戦いは「テストマッチ」と呼ばれているが、「ティア1」同士は絶えず「テスト」の場で激しいバトルを繰り広げているが、「ティア2」以下が「ティア1」に挑戦する機会は少ない。こうして、強豪はますます強化され、下位チームが「ティア1」に追い付くのはますます難しくなる。

ラグビーのワールドカップはサッカーのワールドカップと同様に4年に開催され、次回は2023年にフランスで開かれるのだが、参加20チームのうち12枠はすでに決まっている。地域予選を勝ち抜いて出場権を獲得するのはわずか8チームにすぎないのだ。つまり、前回大会で上位に入ったチームには自動的に出場権が与えられるのだ。

日本も2019年のベスト8入りのおかげで次回年大会の出場権をすでに獲得している。そればかりか、次回大会の組分け抽選もすでに終了し、日本はイングランド、アルゼンチンと対戦することが決まっている。

つまり、日本代表は今から2023年大会に向けて具体的な目標を持って強化を進めることができるのだ。

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