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その後も、多くの選手が招集されてテストされた。
とくに、2019年にはコパ・アメリカをはじめとして選手を自由に招集できない大会がいくつもあったため、東京オリンピック世代の選手がA代表に招集されたり、それに伴ってさらに多くの選手がオリンピック・チームに呼ばれたりしたことで、A代表とオリンピック・チーム共通の「ラージグループ」が形成されていった。
いずれにしても、オリンピック・チームの“骨格”はすでに2018年の間に形作られていた。とくに前線の選手は早い段階から森保監督のチームでプレーしていたのである。
一方、守備的なポジションでは冨安や中山、板倉のほかに多くの選手が試されてきたが、結局、東京オリンピックにはオーバーエイジの3人が招集されることになった。
オーバーエイジの3人も加えたU-24代表は、2021年6月にはA代表との「兄弟対決」も含めて3試合を戦った。しかし、これはいわば最終テスト、「追試」的な意味合いだったのであり、ここで大抜擢となった選手はいなかった。
一方で、6月シリーズではパフォーマンスを落としていたにも関わらず、それまでの実績に基づいてオリンピックのメンバーに入った選手もいる。たとえば、橋岡は6月シリーズでは期待されたような活躍はできなかったが、彼のこれまでの実績とその潜在能力が評価されてメンバー入りを果たした。
その他、森保体制発足直後からチームの中核を担っていた板倉や中山雄太も、そのポリバレント性も含めて評価が揺るがず、無事にメンバー入りした。
最終メンバーのうち、最も遅い時期にアピールに成功したのは昨年から王者川崎フロンターレのレギュラーとなり、さらに今シーズンはその類稀なるパス能力を見せつけて川崎独走の立役者となった田中碧だ。田中は、U-24代表でも3月のアルゼンチン戦で実力を見せつけて今ではオリンピック・チームでも中心選手の1人となった。
こうして、2017年秋以来森保監督が手塩にかけて作り上げてきたメンバー構成に田中とオーバーエイジを加えたのが、今回発表された東京オリンピック出場メンバーということができる。
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