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移籍が噂されるサンデル・ベルゲ
最終節までもつれるのではないか、と予想されていたプレミアリーグの残留争いは、残り3節であっさり決着した。チャンピオンシップに降格するのはフラム、ウェストブロム、シェフィールド・ユナイテッドの3チームである。
フラムは得点源として期待されていたアレクサンダル・ミトロヴィッチの不振(たったの3得点)が響き、ウェストブロムはセンターバックがつねに脆弱だった。シェフィールド・Uはジャック・オコネル、サンデル・ベルゲが負傷のために長期の戦線離脱。昨シーズンのようなパフォーマンスを再現できなかった。
さて、選手たちは来シーズン以降を展望しなくてはならない。膝の故障で今シーズンを棒に振ったオコネルは残留するようだが、ベルゲのもとには「アーセナルからオファーが届いた」と、もっぱらの評判だ。一説によると移籍金は1200万ポンド(約18億円)。事実だとしたらお買い得であり、他の強豪も興味を示すに違いない。
また、フラムのアルフォンス・アレオラ、ウェストブロムのサム・ジョンストン両GKにも好条件のオファーが届くのではないだろうか。今シーズン、失点を重ねたとはいえ、GKとして防ぎようのないシーンも少なくはなかった。ジョー・ダン・ピックフォードに信頼を置けないエヴァートンのターゲットになりうる。
もちろん、3チームとも現有勢力の維持に努めるはずだ。来シーズンからプレミアリーグに復帰するノリッヂも19-20シーズンの戦力を熟成したからこそ、チャンピオンシップに長居することはなかった。
しかし、選手たちはプレミアーグ内に活路を求めるより高いレベルでチャレンジしたいーーが本音だからだ。
とくにフラムは、あのラルフ・ラングニック(前ライプツィヒ監督)が絶賛したアデモラ・ルックマン、左足の正確なクロスに定評のあるアントニー・ロビンソン、マンチェスター・シティの下部組織出身者らしい丁寧なフィードが特徴のトシン・アダラバイヨなど、有能な選手が顔を揃えている。
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