人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2021年4月6日

【高円宮杯プレミアリーグEAST 横浜FCユース×柏レイソルU-18レビュー】 早川知伸と酒井直樹。旧知の2人が火花を散らせた開幕戦。

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

逆に後半は柏U-18が盛り返す。「ハーフタイムで守備を調整して、後半はしっかり状況判断をして、プレスのハメ方の所を違うオプションで行こうかという所も持ちつつ、入りました」と酒井監督。相手のサイドバックに食い付き気味だったウイングバックを自重させ、スペースをケアする守備対応が奏功し、相手の前に出る勢いを削ぎつつ、自分たちの攻撃を活性化させることに成功する。結果はホームの横浜FCユースが1-0で逃げ切ったものの、両指揮官が繰り出した采配は理に適っており、非常に戦術的な90分間がピッチ上では展開されていた。

試合後。どちらからともなく歩み寄った2人は、2年前のS級ライセンス受講時の話題で盛り上がりつつ、健闘を称え合う。気の置けない仲間との直接対決は、きっと彼らの指導者キャリアの中でも特別な1試合になったのではないだろうか。

早川知伸、43歳。酒井直樹、45歳。クラブOBでもある2人の若き指揮官は、これからどういうキャリアを描いていくのだろうか。こういう有望な指導者の指導現場を見ることができるのも、高校年代のサッカーを楽しむ上での大きな醍醐味であることは間違いない。

文 土屋雅史

【ハイライト】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2021 第1節

横浜FCユース vs. 柏レイソルU-18

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ