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サッカー フットサル コラム 2021年2月9日

クラブW杯でメキシコ勢が初の決勝進出。南米パルメイラスは過密なスケジュールの前に沈む

後藤健生コラム by 後藤 健生
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年齢の高い選手が多かったこともあるだろう。

懐かしい顔ぶれも多かった。ワントップのルイス・アドリアーノはACミランやスパルタク・モスクワでもプレーしたが、なんといってもウクライナのシャフタール・ドネツクでの印象が強い。当時、シャフタールはブラジル人アタッカー多数を擁して毎年のようにUEFAチャンピオンズリーグに出場して、西ヨーロッパの強豪と互角の戦い繰り広げていたものだ。

また、後半、交代で出場したフェリペ・メロは、フィオレンティナやユベントスで活躍していた選手だった。僕がチャンピオンズリーグやセリエA中継の解説者を務めていた時代のことなので、個人的にもとても懐かしかった。

しかし、ルイス・アドリアーノは33歳、そしてフェリペ・メロは37歳だ。

もちろん、ジニャクももう35歳だ。しかし、年齢が上がっても、コンディションさえ良ければ十分にプレーできるのだろう。だが、パルメイラスはやはりコンディション的に難しい状況だったので、年齢の高い選手には影響が大きかったのだろう。

同じく懐かしの名前だった元アルビレックス新潟のホニは(新潟在籍時にも、そのスピードとキレの良さはJリーグ屈指のものだった)、そのスピードを生かしてこの準決勝のパルメイラスのベスト・プレーヤーだった。ホニは、まだ25歳だ。

パルメイラスは、1月30日に行われた南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝で、同じブラジルのサントスと対戦し、後半のアディショナルタイム、90+9分に決勝ゴールを決めてクラブ・ワールドカップ出場権を手にしていた。これだけの激闘を戦って、約1週間後(中7日)にクラブ・ワールドカップでティグレスち戦ったのだ。

そして、その間にはブラジルからカタールまでの長距離移動があった。

カタールとブラジルの間の移動というと、僕は2013年にブラジルで開催されたFIFAコンフェデレーションズカップを思い出す。日本代表はカタールの砂嵐の中でワールドカップ・アジア予選のイラク戦(中立地開催)を戦ってからブラジルに移動し、大会開幕戦でブラジル代表と対戦して完敗を喫したのだ。

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