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サッカー フットサル コラム 2020年12月24日

異なってリーグの代表が残った第100回天皇杯。下部リーグからの挑戦の構図が最後まで続く……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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天皇杯など、カップ戦の最大の楽しみが「ジャイアントキリング」である。とくに、番狂わせが起こりやすいスポーツであるサッカーでは、かなりの実力差があったとしても、下位チームがしっかりとハードワークして、そしてほんの少しの幸運が重なれば上位を倒すことができる。

実際、これまでの天皇杯の歴史を振り返っても高校のチームがJリーグ勢を苦しめるなど「ジャイキリ」の記憶は数多くある。

昨年度はJFLの王者だったHonda FCや法政大学がJリーグ勢を連破して注目を集めた。

しかし、今年はJリーグ勢が参加しないままだったので「ジャイアントキリング」の楽しみは味わえなかった。たしかに、地域リーグのチームがJFL勢に勝ったら番狂わせなのではあるが、アマチュアがJリーグ勢に勝利したのに比べればインパクトは小さい。

こうして、あまり注目を集めないまま今年の大会も5回戦までが終わり、いよいよ12月23日の準々決勝からJリーグ勢が登場する。

4回戦が終わって決勝までのトーナメント表が発表になってみると、今年の天皇杯も思った以上に面白い組み合わせになっていた。

まず、4回戦終了時点で勝ち残っていたのがすべて異なったリーグに所属するチームだったことだ。実力的には上のはずのJFL勢から勝ち残ったのは「アマチュアシード枠」のHonda FCだけだったのだ。

Honda FCは2019年までJFLで4連覇を達成しており、まさに「絶対王者」、「アマチュア最強」の名をほしいままにしていた。ところが、今シーズンは、Honda FCはJFLで4位と低迷してしまったのだ。Honda FCに代わってJFLのタイトルを獲得したのがヴェルスパ大分だったが、天皇杯4回戦ではそのヴェルスパ大分とHonda FCの顔合わせが実現。Honda FCがJFLでのリベンジを果たして5回戦進出を決めた。

そして、5回戦ではHonda FCは関東大学リーグから唯一残った筑波大学と対戦した。

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