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サッカー フットサル コラム 2020年11月29日

【レビュー】大宮が6発大勝 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2020 関東

後藤健生コラム by 後藤 健生
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大宮アルディージャU18

大宮アルディージャU18

横浜F・マリノスユースは左サイドから長島大が縦へのドリブルで仕掛け、左サイドバックの仲村凌太が攻撃参加する。一方の大宮アルディージャU18は、右サイドからトップチーム昇格を決めている柴山昌也がテクニカルなドリブルを披露。右サイドバックの貫真郷が鋭いボールを供給。こうして、序盤戦は横浜FMの左サイド対大宮の右サイドが激しい主導権争いを繰り広げた。

そして、12分の大宮の先制点もやはり彼らの右サイドから生まれた。

ツートップの一角の前澤拓城が右に開いて貫からの縦パスを受けてドリブル突破。前澤のシュートは横浜FMのGK小澤俊介に弾かれたが、詰めていた大澤朋也が蹴りこんで大宮が先制する。

攻撃がうまくいかない横浜FMは“プランB”として、ロングボールを使ってトップの内野航太郎を走らせようとするが、大宮のDF陣はしっかりマークしてこれを封じ込めた。

こうして大宮が試合を完全にコントロールすることに成功。そして、サッカーとは不思議なもので、こういう流れになるとすべてがうまく回転するものだ。36分には谷口大晟がハーフライン付近から放ったロングシュートが決まり、さらに41分にも中央を切り裂く縦パスが通って前澤が決めて、大宮はなんと3点をリードしてハーフタイムを迎えた。

そして、後半に入っても53分にCKからのこぼれ球を拾って右から柴山がクロスを上げると走りこんだ大澤がプッシュして4点目を奪い、勝負の行方を決めた。

横浜FMは53分に主力級の中村翼や星野創輝を投入して反撃を試みるが、59分には大宮の長澤がハットトリックを完成し、点差は5点と広がった。

意地を見せたい横浜FMがその後はボールを握って攻め込んだが、堅い守りの大宮は決定機を作らせず、さらにCKから新井唯吹がダメ押し点を決め、6対0と大勝した。

大宮は前節の初勝利に続く連勝で順位を上げることに成功。次節は浦和レッドダイヤモンズユースとの埼玉ダービーに挑む。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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