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久保建英
現地時間11月21日ラ・リーガ第10節、ウナイ・エメリ監督率いるビジャレアルはホームにレアル・マドリードを迎え撃った。
試合は開始早々の2分、カルバハルのクロスにマリアーノが頭で合わせ、R・マドリードが先制し、前半を折り返す。ビジャレアルは後半30分、途中出場のエストゥピニャンの縦パスに抜け出したこちらも途中出場のチュクウェゼがGKに倒されPKを獲得。これをジェラール・モレーノが決め、同点に追いつく。注目の久保建英は後半44分、モイ・ゴメスに代わって入る。するとアディショナルタイムにGKと1対1となるチャンスが巡ってくるが、これは決められず。試合はこのまま1−1の引き分けで終了している。
スペインマルカ紙11月21日付電子版によると、試合後エメリ監督は久保について「久保は今季ビジャレアルの選手であり、私たちの力になってもらえるように使う。彼のプレーは良かったし、逆転を決めるかのようなゴールに迫る機会もあった」と賞賛している。
問題のその場面、賛否両論、“たら・れば”もある。アディショナルタイム2分、自陣でボールを奪ったエストゥピニャンがくさびを入れると久保はダイレクトでタッチライン際イェレミへ落とす、これをダイレクトで縦に抜けたジェラールへ。ジェラールはためを作りながら中央へドリブル、そしてこれを追い越して左へ上がったフリーの久保へ、久保はすでにエリア内へ入っていた。クルトゥワはしっかりニアポスト際、DFは4人戻っているが誰も久保には対峙せずゴールを閉めに入っている。
スペインでは、アタッキングゾーンでは1対1を見つけろとよく言われているが、そこに1対1はなかった。結局、エンドライン側まで行った久保はダブルタッチで中央のDFに囲まれているチュクウェゼへ折り返すが、DFにカットされる。シュートコースを自分で作る、チュクウェゼより後方のジェラールへ深く折り返すことも選択肢にあっただろう。あとはどこに信頼を置くか、答えはない。
以前、ヨーロッパリーグ第1戦終了後にスタジオ解説のアンヘル・アロンソが「エメリ監督は常にバランスを保つことを求めているが、久保は試合における根幹を支えるためのコラボレーションをしてはいない」と、興味深い発言をしていた。
マルカ紙によるとエメリ監督はR・マドリード戦前の会見で「久保は成長過程にある」とも言っていた。久保の成長に期待はかかる。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
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