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サッカー フットサル コラム 2020年11月4日

久しぶりに見た激しい《撃ち合い》。スーパーゴールで決着した横浜FM対鹿島戦

プレミアリーグコラム by 後藤 健生
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逆転勝利を飾った鹿島の、リードを許してからの落ち着いた試合運びは見事だったし、2点リードを守り切れなかった横浜FMもカウンターから何度も決定機を作っており、いかにも「横浜FMらしい」敗れ方だった。

ラフプレーとも思えるような激しいコンタクトが何度かあったことも含めて、Jリーグではこれだけ激しい殴り合いのような試合というのは久しぶりだった。

今シーズンのJリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で超過密日程となっている。しかも、夏場にも連戦が続くことで選手たちは疲労もため込んでいる。もちろん、飲水タイムが設けられていたり、交代が5人まで認められるなどの措置は取られているが、かなり厳しい状況で各チームともに戦っているのだ。

“激しい撃ち合い”といった展開が見られなくなっているのは、このためなのだろう。その結果、刻むようにパスをつないでいく川崎フロンターレが今シーズンは独走している。

たとえば、この11月3日に見た2試合目の横浜FC対大分トリニータの試合がそうだ。消耗を避けるために、互いに慎重で引いた戦いを試み、それがうまくいかずにゲームの流れを相手チームに渡してしまって点の取り合いになったのだ。

そんな中で、“撃ち合い”の中で何本ものスーパーゴールが生まれた横浜FM対鹿島の試合は(守備のミスなどはあったとしても)、見るものを惹きつけるフットボールとしての魅力満載の試合だった。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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