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一方、13時開始だった横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの試合は互いに攻撃力を発揮し合った、激しい殴り合いのような試合だった。
前半は横浜FMの前への推進力が目立った。17分には左サイドで強引に素早くボールを前に進め、最後は左サイドバックの小池龍太のクロスに逆サイドから詰めた水沼宏太が合わせて先制。10分後には水沼の右からのアーリークロスを受けたエリキとジュニオール・サントスが短いパスを交換してエリキが2点目。
一方の鹿島はDFラインやボランチの永木亮太からのロングボールで反撃。39分にはハーフライン手前から土居聖真が送ったロングボールに走り込んだ上田綺世が合わせて強烈に叩き込んだ。後方からのボールをジャンプしながら足先でコントロールして、落ち際をハーフボレーで叩き込んだスーパーなゴールだった。
鹿島アントラーズというと、常に安定感のあるゲーム運びでいくつものタイトルを獲得してきたクラブだ。
だが、今の鹿島は一味違う。
守備面ではかつての鹿島のような安定感には欠ける。たとえば、横浜FMの2点目などは、水沼のクロスに合わせたエリキがコントロールに手間取っていたのだから、DFの間合いの詰め方が良ければ防げた得点だったろう。
従って、今の鹿島は“撃ち合い”を制して相手に攻め勝つ必要がある。そして、対戦相手の横浜F・マリノスも超攻撃的なサッカーで昨年のリーグ優勝をつかみ取ったチームだ。前半に3ゴールが生まれた試合が、後半さらに激しい攻め合いになっていったのは必然だった。
後半開始の時点で鹿島は遠藤康をピッチに送り込んだ。遠藤は、右サイドをオリジナルポジションとしながらも、トップ下に入り込み、曖昧なポジション取りをしながらトップ下でタメを作ることで、鹿島の攻撃は前半と比べて数段多彩になった。
こうして、後半は1点を追う鹿島が攻め、横浜FMがカウンターから突き放しにかかる展開が続くこととなった。
そして、78分に交代で入った三竿健斗のロングボールからのこぼれを拾ったエヴェラウドの強烈なミドルシュートで追いついた鹿島は、84分に右の伊藤翔からのクロスを中央で合わせた遠藤が見事なボレーキックでゴール右下隅に流し込み、この激しい試合を制した。
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