人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2020年10月27日

中断が多すぎる、現代のサッカー!ピッチ内副審を置けば無駄な中断をなくせるのでは?

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

「最近のサッカーは選手に対して優しいスポーツになったんだなぁ」とつくづく思う。

選手が負傷して倒れていると、味方チームの選手だけでなく、相手チームの選手もすぐにボールをタッチラインの外に蹴り出してプレーを止めてくれる。選手がプレーを止めなくても、レフェリーがプレーを止めて負傷の確認をしてくれる……。

昔の(僕が若かったころの)サッカーでは、負傷者が出ても、よほどの重傷である場合を除いてプレーを止めたりはしなかった。

そうした場面でボールを外に出してプレーを止めて、試合を再開する時にはスローインのボールを相手チーム=ボールを出してプレーを止めてくれたチームに返すような風習が生まれたのはヨーロッパでのことだった。

大昔、ヨーロッパにサッカーを見に行った時に初めてこういうプレーを見て、「ああ、さすが本場のヨーロッパだな」と感心した記憶がある。1970年頃の話だ。

そして、しばらくして日本でもそういうプレーが行われるようになった。

昔は、相手チームもレフェリーも、それほど優しくはなかった。

相手チームに負傷者がいたら(重傷なら別ですよ、あくまで)、それを利用して「これはラッキー!」とばかりに一気に攻め込んだりしたものだ。

だいいち、フットボールでは(ラグビーでも、サッカーでも)昔は選手交代が認められていなかった。大会によっては交代が認められることもあったが、たとえば最も権威ある大会ワールドカップで初めて選手交代が認められたのは1970年のメキシコ大会からだった(ちなみに、この大会では交代は2人まで)。

FIFAは、初めは交代は「負傷者が出た時だけ」にするつもりだったらしいが、実際にプレー不能になったかどうかを判断するのは難しかったので、2人までは自由に交代できることになったので、西ドイツのヘルムート・シェーン監督はうまく交代を使いながらメキシコ大会を戦った。

最近、『キーパー ある兵士の奇跡』という映画が公開された。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ