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サッカー フットサル コラム 2020年10月5日

遠征が終ったら森保監督は帰国するの? 現地で視察を続けた方が有意義でだろう

後藤健生コラム by 後藤 健生
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「10月にヨーロッパで代表戦がある」と聞いた時、僕自身も一瞬だが「行ってみようか」という気になった。しかし、単なる親善試合だし、帰国後に2週間待機というのはマイナスでしかない。そこで「もし行くのなら、帰国はせずにそのままヨーロッパに滞在して試合を観戦してこようか」とも考えた(そうしているうちに「2週間の待機」という政府の方針が変わるかもしれないし……)。

森保監督などのスタッフも、帰国後に2週間、視察などの活動ができないのだとすれば、何も日本に帰ってくる必要はないだろう。今では日本代表の過半数の選手がヨーロッパのクラブでプレーしているのだ。現地で実際にそのプレーぶりを視察し、本人との面談の時間を作り、さらにクラブの監督とコンタクトを取っておくための絶好の機会となるのではないか。

たとえば、スペインでエイバルのゲームを見に行けば、今回は招集から除外されてしまった乾貴士や久しぶりに出場機会を得て溌溂とした動きを見せている武藤嘉紀のプレーを見ることができる。森保監督が足を運べば、彼らのモチベーションも上がることだろう。

いや、日本人選手とは関係なく、ヨーロッパの強豪クラブの試合を見ておくことにも意味はあるはずだ。

日本サッカー協会は11月の代表ウィークにも代表の活動を計画しているという。11月も、当然国外での活動となるだろう。それなら、森保監督以下のスタッフは、11月の活動まで約1か月にわたってヨーロッパに滞在して、視察を続けるべきではないのだろうか。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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