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サッカー フットサル コラム 2020年10月5日

遠征が終ったら森保監督は帰国するの? 現地で視察を続けた方が有意義でだろう

後藤健生コラム by 後藤 健生
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「ヨーロッパ組」にとって、日本までの長距離移動は大きな負担となる。日本に帰国して、そこからさらにアジア各国に遠征するのだから、合計した移動距離は膨大なものとなる。そのため、所属クラブに戻ってもコンディション的な理由から試合に出場できないことが多く、それをきっかけにポジションを失ってしまうリスクも背負っているのだ。

そのことを考えれば、今回のようにヨーロッパでの活動ということになれば、彼らの負担は大幅に軽減される。オランダやベルギー、ドイツでプレーしている選手にとってはまさに国内移動と同じとなる。

これからも、こうした形での活動があっていいのではないか。できれば、ヨーロッパの国とアウェーで対戦できれば最高なのだが、今回のようにアフリカであったり、南米のチームとの対戦は組める。さらに、「代表」に限定しなければ、現地でもリーグ戦は中断しているのだからヨーロッパの強豪クラブと対戦することだって可能だ(もちろん、相手チームは代表選手抜きの構成になるだろうが)。

さらに、もし中東諸国相手のアウェーゲームがあるとすれば、ヨーロッパに拠点を設けて「ヨーロッパ組」を招集して事前トレーニングをするようにすれば、移動はヨーロッパから中東までですむ。ヨーロッパから日本に集合して、それから中東に入るのと比べれば移動距離は小さくなるし、時差もほとんどないので負担ははるかに小さくなる(国内組は直接中東に入って、「ヨーロッパ組」と現地で合流すればいい)。

そういう意味でも、ユトレヒトに拠点を定めての代表の活動には注目したい。

ところで、先にも述べたようにヨーロッパから帰国した場合、2週間の自主待機が義務付けられる。今回の代表の活動でJリーグ所属の選手は遠征しないが、森保一監督をはじめとするスタッフや反町康治技術委員長などは帰国後に待機となってしまうはずだ。その間、森保監督は試合の視察もできなくなるのである。森保監督は本当に遠征終了後に帰国するのだろうか?

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