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サッカー フットサル コラム 2020年8月31日

バイエルンのサッカーは面白かったか?プレッシング・スタイルを凌ぐ新たな動きに期待

後藤健生コラム by 後藤 健生
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互いの激しいプレシングの中でパスをつなぐこともできず、ましてドリブルで相手を抜くようなプレーはほとんど見られなくなってしまうのかもしれない。後方からのビルドアップなどというのは「古き良き時代」のセピア色の思い出のようなものとなり、攻撃は相手陣内深くでボールを奪ってからの一瞬のショートカウンターだけになってしまうのか……。

僕が期待するのは、あのバイエルンの激しいプレッシャーをテクニックの力で出し抜くような次世代のサッカーだ。

サッカーの歴史は、そうやってある時代の主流だったスタイルを違うやり方で打破していくことによって動かされてきた。

ほんの数年前、FCバルセロナのポゼッション・スタイルが全盛を極め、世界中で持てはやされた時代があった。

だが、僕はもし世界中のチームがすべてバルセロナになってしまったら、中盤では相手ボールを奪うことが不可能になってしまって、ハンドボールのように相手がボールを持ったらゴール前に引いて守るしかなくなってしまう。中盤での攻防、中盤でのボールロスト=ターンオーバーというサッカーというゲームの特徴が失われてしまうのではないかと心配したものだった。

そうしたら、ポゼッション・スタイルの真逆の、プレッシング・サッカーがたちまち世界を席巻したのだ。

時代の移り変わりの速さは、1960年代の頃以上に速くなっている。バイエルン・ミュンヘンの激しいプレッシング・サッカーに対して同じプレッシングの強度で対抗するのではなく、別のやり方でそれを打ち負かすサッカーを模索している指導者が世界のどこかにいるに違いない。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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