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サッカー フットサル コラム 2020年8月18日

「下克上」は見られなかったが若手の活躍は楽しめたルヴァンカップ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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実際、ガンバ大阪は先発の11人の平均年齢が22.36歳。21歳以下の選手が先発だけで5人。ベンチを含めると9人というメンバーだった。

ところが、湘南の方もDFの大野和成、MFの齊藤未月、FWの山田直暉輝といったレギュラークラスは入っているが、大岩一貴、古林将太、松田天馬らはベンチスタート。もちろん、18人に入っていない選手もたくさんいる。

それでも、湘南は「点を取って勝とう」という気合は十分で、キックオフ直後からボールを握ってG大阪陣内で試合を進め、右のウィングバックに入った畑大雅が持ち前のスピードで突破して何度かチャンスを作る。だが、このクロスにフリーで飛び込んだ山田のシュートがわずかに外れるなど得点できないでいると、12分にG大阪が先制する。山本悠樹のFKに、スルスルとファーサイドを抜け出してきた17歳のFW唐山翔自が頭で合わせたのだ。湘南もすぐにCKからの混戦で山田が押し込んで同点としたが、39分には湘南側から見て左サイドを突破され、再び17歳の唐山に決められてしまう。

そして、後半も攻撃を続けるものの、割り切って中央を固めるG大阪の守備を崩すことができず、そのまま試合は終了となってしまった。

しかも、30分は早く始まっていた名古屋対川崎の試合が2対2の引き分けに終わったため、湘南のプライムステージ進出の可能性はあっけなく潰えたのだ。

名古屋対川崎は引き分けなら両チームともにプライムステージ進出という状況だったので“談合”が行われたかのような結果だったが、こちらの試合の公式記録を見ると、早い時間帯で点を取り合っているので“談合疑惑”は成立しない。しかも、両チームともJ1リーグで戦う時に遜色ないメンバー構成で戦っているのだ。

今シーズンの川崎は、中村憲剛というエースを負傷で欠きながら、2チームを編成できるほどの選手層の厚さを誇っている。だからこそ、カップ戦でも安心してリーグ戦並みの戦力を投入できるわけだ。

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