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サッカー フットサル コラム 2020年8月6日

再開されたルヴァンカップ。短期決戦だけに“下克上”も期待できるか

後藤健生コラム by 後藤 健生
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JリーグYBCルヴァンカップが再開された。

今シーズンは新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の拡大によって長い中断があったためレギュレーションが大幅に変更となり、グループステージはホーム&アウェーでなく1回戦制で行われることになった。そのため、来週8月12日の第3節でグループステージは終了となる。

第2節終了時点で、すでに柏レイソルのプライムステージ進出が決まった。

グループステージの4つの組の首位チームと2位の中で最高の成績を収めたチームがプライムステージに進み、ACL出場の3チームと合わせて8チームによる準々決勝が行われるのだ。

そして、勝点が並んだ場合は全試合の得失点差ではなく、当該チームの戦績が優先されるので、第2節に湘南ベルマーレに勝利した柏は次節敗れて湘南と勝点が並んだとしても首位となることが確定したのだ。

Jリーグ開幕前の1992年に「Jリーグヤマザキナビスコカップ」として始まったこの大会は、1年だけ開催されなかった年があるので(1995年)今年で通算28回目となる。長い歴史を刻んだカップ戦だ。

最近では、各クラブともこの大会にはリーグ戦での出場機会が少ない選手を出場させることが多いため、“若手の登竜門”的な大会となっている。

たとえば、昨年、この大会を通じて頭角を現したのがFC東京の渡辺剛だった。ルヴァンカップ第1節で先発デビューを果たすと、いきなり初ゴールも決めた渡辺は、その後チームでレギュラーをつかみ取り、さらに12月のEAFF E−1選手権では日本代表にも選出されることになった。まさに、この大会がきっかけだったわけだ。

また、来シーズンに向けてその去就が注目を集めている久保建英も、昨年の開幕直後はルヴァンカップを主戦場として活躍していた。

今シーズンの大会も、やはり若手にとっては大きなチャンスになるはずだ。

とくに、今シーズンはJ1リーグも超過密日程となっており、ルヴァンカップやACLで勝ち進んだクラブはさらに試合が過密になってくる。暑さの中での連戦となるのだ。

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