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サッカー フットサル コラム 2020年7月17日

FAカップ決勝に勝ち進むのはシティとチェルシーか!?

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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また、ブルーノ・フェルナンデスの加入でポール・ポグバが復活し、メイソン・グリーンウッドの台頭も頼もしい。ビルドアップに貢献するネマニャ・マティッチも、31歳という年齢が嘘のようにハツラツとしている。

リーグ再開後は5勝2分。この7試合だけなら首位快走中だ。

当然、チェルシーは対策を講じなければならない。どのようにしてB・フェルナンデスを封じるか、ポグバの気持ちを萎えさせるためにはだれがマークすべきなのか、ラシュフォードとグリーンウッドを無効化できるのか。

ただ、ユナイテッドのパフォーマンスは徐々に低下している。35節のサウサンプトン戦は、63分にポグバが退くと攻撃に緩急をつけられなくなった。残り20分で前線の足が止まり、後半の追加タイムにマイケル・オバフェミの同点ゴールを許している。続くクリスタルパレス戦はスコアこそ2-0であるものの、VARに救われた。

したがってチェルシーは今シーズンのダブルを気にせず、そして準々決勝まで若手を軸にしていた構成を捨て、多くの主力を投入すべきではないだろうか。

「ベスト4まで勝ち進んだ以上は優勝を狙う」

明言こそしていないが、フランク・ランパード監督も現時点のベストメンバーで臨む覚悟のようだ。

そして中二日のユナイテッドに対し、チェルシーは中四日だ。過密日程のさなかでは大きなアドバンテージといえるだろう。持久戦に持ち込めば、試合の流れはランパードのチームに傾いていく。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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